東京都台東区浅草に位置する「どんまるてぃん」は、日本の焼酎とペルーの蒸留酒であるピスコ、そしてペルーの家庭料理を気軽に楽しめるバーです。つくばエクスプレス浅草駅からは徒歩およそ3分、東京メトロ銀座線田原町駅および東武スカイツリーライン浅草駅からもそれぞれ徒歩およそ5分から6分と、各方面からのアクセスが良い場所にあります。浅草六区の賑わいから少し入った、いっぷく横丁と呼ばれる小道に位置しており、隠れ家のような雰囲気も持ち合わせています。
店内は南米のバルを思わせるような明るくフレンドリーな雰囲気で、サルサやラテンポップスが流れ、ポップなメニューが飾られています。基本的にはスタンディングメインのスタイルですが、希望すれば椅子を利用することも可能です。カウンター席のほか、奥にはテーブル席も備えられています。総席数は11席と比較的小規模で、アットホームな空間が広がっています。個室や座敷、掘りごたつ、ソファ席、テラス席はありません。
どんまるてぃんの大きな特徴は、日本の本格焼酎とペルーの国民的なお酒であるピスコという珍しい組み合わせを提供している点です。ピスコはブドウを原料とした蒸留酒で、芳香系と非芳香系のタイプがあり、そのままはもちろん、ソーダやトニックで割る「チョイトニ割」もおすすめです。柑橘系の爽やかな香りが特徴のピスコ「トロンテル」は780円で提供されています。焼酎に関しても品揃えがあり、例えば麦焼酎の「川越前割」は680円、宮崎の麦焼酎「青鹿毛」を使用した特製サワー「どんまるサワー」も680円で楽しめます。その他、ペルーレモンサワーなど、ここでしか味わえないオリジナルドリンクも提供しています。
お酒と共に楽しめるフードメニューには、ペルーの家庭料理や屋台料理が並びます。ペルーにおけるカレーライスとも言われる鶏肉料理「アヒデガジーナ」は、ほぐした鶏肉とパンを煮込んだ一品で、ご飯のおかわりも可能です。また、南米で広く食べられる「テケニョス」は780円、ペルーの屋台料理である「サルチパパ」は880円、爽やかな「ピスコモヒート」は980円など、日本では珍しい本格的なペルー料理を味わうことができます。食事の平均予算は3,000円前後を目安とすると良いでしょう。
特別なサービスとしては、店内にはボードゲームが豊富に用意されており、自由に遊ぶことができます。これにより、一人で訪れても、友人との来店でも、様々な楽しみ方が可能です。また、公式LINEアカウントもあり、来店ごとにポイントを貯めるサービスも行っています。貸切についても要相談で対応しています。支払いは現金および各種クレジットカード(VISA、マスター、アメックス、JCB)が利用可能です。全席禁煙となっており、駐車場はありません。
営業時間は平日は17:00から翌0:00、土日祝は15:00から翌0:00までですが、日曜日は22:00までの場合もあります。定休日は月曜日ですが、火曜日から日曜日も不定休があるため、来店前に確認することをおすすめします。店主の気さくな人柄もあり、一人でも気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気は、浅草で新しいお酒や料理に出会いたい方にとって魅力的な一軒と言えるでしょう。