東京都府中市矢崎町の大東京綜合卸売センター第一通路に位置する「のんしゃらん食堂」は、市場の活気あふれる雰囲気の中で食事が楽しめるお店です。アクセスは、西武多摩川線 是政駅からは徒歩約19分、JR府中本町駅からは徒歩約22分と、駅からやや距離がありますが、大東京綜合卸売センターの駐車場が利用できるため、車での来店も便利です。Yahoo!マップの情報では、府中本町駅東京競馬場口から徒歩約12分、是政駅から徒歩約14分、府中競馬正門前駅から徒歩約16分という案内も見られます。
このお店は、IT業界から脱サラした夫婦が営んでおり、「のんしゃらん」という店名には、フランス語で「のんき、自由気まま」という意味が込められ、お客さんに気兼ねなく訪れてほしいという願いが込められています。単なる市場の食堂にとどまらず、「家族みんなが楽しい食堂」を目指しており、お子様連れでも利用しやすいように子供可となっており、お子様メニューやベビーカーでの入店も可能です。
「のんしゃらん食堂」の看板メニューは、市場で仕入れた新鮮なまぐろを使用した「市場のまぐろ丼」です。築地直送のまぐろを秘伝の醤油ダレに絡めた人気No.1のメニューで、味噌汁と小鉢が付いています。まぐろを存分に味わいたい方には、まぐろが2倍、ご飯が1.5倍になった「ビッグマッグ」が用意されています。また、小腹が空いた時や色々なメニューを試したい方のために「ミニ市場のまぐろ丼」も提供されています。その日仕入れた特上のまぐろを使った「特上まぐろ丼」は、使用されるまぐろの種類によって価格が変わる場合があるとのことです。
まぐろ丼と並ぶもう一つの自慢メニューが「特製スパイシーチキンカレー」です。こちらは市販のカレールーや化学調味料を一切使用せず、10数種類の自家焙煎スパイスやトマト、ヨーグルトなどで一から手作りされたこだわりの逸品で、辛口に仕上げられています。その他にも、創業当時の看板メニューであり、復刻された「のんしゃらん丼4.0」(豚バラ軟骨の中華風トロトロ角煮丼)や、不定期で登場する「おまかせ海鮮4種盛り丼」、「四川麻婆豆腐ライス」、「豚バラ軟骨肉のとろとろ煮込み丼」など、バラエティ豊かなメニューが展開されており、訪れるたびに新しい味に出会える可能性があります。お子様向けには、赤ちゃんでも食べやすい「赤ちゃんまぐろ丼」(要予約)や、ジュースやお菓子が付いた「お子様まぐろ丼」も用意されています。
店内にはカウンター席があり、席数は15席程度となっています。個室はありません。店内は全席禁煙となっています。
「のんしゃらん食堂」の大きな特徴の一つとして、店内に生ピアノやギターアンプ、ベースアンプ、パーカッション、フルート、サックス、レコーディング機材などが設置されており、お客さんの希望に応じてライブが可能な点です。音楽好きなお客さんとの交流も盛んに行われており、おしゃべりからイベントに発展することも多いようです。また、店主が元IT業界ということもあり、PC周辺の困りごとについても相談を受け付けているというユニークなサービスも提供しています。
営業時間は、平日が11:00から21:00、土曜日が7:00から21:00となっています。日曜と祝日は不定休ですが、臨時営業する場合もあるため、事前に確認すると良いでしょう。Rettyの情報では営業時間が7:00から15:00となっている時期もあったようですが、公式サイトやホットペッパーグルメ、大東京綜合卸売センターの公式サイトでは21:00までと記載されています。支払方法については、各種クレジットカード(VISA, Master, Amex, DINERS, JCB, Discover, 銀聯)や電子マネー(楽天Edy, WAON, Suica, PASMO, nanaco, ICOCA, iD, QUICPay, ApplePay)、QRコード決済(COIN+, PayPay, 楽天ペイ, d払い, au PAY, メルペイ, FamiPay, Alipay, WeChat Pay)が利用可能とされており、多様な決済手段に対応しています。また、テイクアウトも可能です。ランチタイムは混雑することもあるため、時間をずらしての来店もおすすめです。無料Wi-Fiも利用できます。
まぐろ丼やスパイスカレーといった美味しい食事はもちろんのこと、音楽や店主との会話を楽しんだり、子供と一緒に気軽に立ち寄れたりと、様々な魅力を持つ「のんしゃらん食堂」は、大東京綜合卸売センターを訪れた際に立ち寄ってみる価値のある一軒と言えるでしょう。