月島は、東京の下町情緒が残る活気あふれるエリアとして知られ、数多くの名店が軒を連ねるもんじゃ焼きの聖地です。そんな月島で、昭和30年の創業以来、地元の人々や多くの来訪者に長らく愛され続けている老舗もんじゃ焼き店が「もんじゃ焼き いろは 本店」です。月島西仲通り商店街、通称もんじゃストリートの弐番街と参番街の境にある交番を目印に路地に入った、ビルの2階に位置しています。東京メトロ有楽町線または都営大江戸線の月島駅からいずれも徒歩数分圏内とアクセスも良好で、お出かけの際に立ち寄りやすい立地です。
「いろは 本店」の最大のこだわりは、創業当時から変わらず使い続ける「桜エビ」にあります。小エビではなく、風味豊かで味のしっかりとした本物の桜エビを使用することで、もんじゃ焼き全体の旨みを一層引き立てています。このこだわりの桜エビが入った定番の「桜エビもんじゃ」はもちろん、牛肉や帆立、エビといった具材が豪快に盛り付けられた「ミックスもんじゃ」、そして女性を中心に高い人気を誇る「明太もちチーズもんじゃ」など、豊富なメニューが揃っています。もんじゃ焼きだけでも約40種類が提供されており、オーソドックスなものから、「オムライスもんじゃ」や「ピザもんじゃ」といった変わり種まで、様々な味を楽しむことができます。
もんじゃ焼きやお好み焼きに加え、鉄板焼きメニューも充実しています。見た目も鮮やかな「上カルビ焼き」や、ボリューム満点の「ロースステーキ」、ゲソバターなども用意されており、鉄板を囲んで熱々を楽しむことができます。食事の〆には、あんこ巻きなどのデザートも揃っており、最後まで満足できるラインナップです。価格帯は、ランチがおおよそ2,000円以下、ディナーが3,000円以下が目安とされており、気軽に楽しめる価格設定も魅力の一つです。また、複数人で訪れる際に便利な飲み放題付きのコースや、もんじゃとお好み焼き、一品料理などがセットになったお得なセットメニューも複数用意されています。
店内は木目を基調とした落ち着いた雰囲気で、明るく広々とした空間が広がります。全席に排煙ダクトが完備されているため、煙や臭いを気にすることなく快適に食事を楽しむことができます。テーブル席が中心となっており、総席数は60席以上。一部には周りを気にせず過ごせるBOX席も用意されており、デートでの利用にも適しています。残念ながら個室はありませんが、広さを活かして55名以上の貸切利用も可能です。
支払い方法については、主要なクレジットカード(VISA、Mastercard、Amex、Diners、JCB)が利用可能なほか、PayPayなどのQRコード決済や、iD、楽天Edy、nanaco、WAON、QUICPayといった電子マネーにも対応しており、様々な支払い方法が選択できます。店舗には駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。店内は終日禁煙となっています。
「もんじゃ焼き いろは 本店」は、伝統の味を守りつつ、豊富なメニューと落ち着いた空間、そして明るく元気な接客で、地元客はもちろん、観光客からも長年支持されている月島の人気店です。昔ながらのもんじゃの味を求めて訪れるのも、豊富なメニューの中からお気に入りの一品を見つけるのも良いでしょう。月島でもんじゃを堪能したい際には、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。