約30年以上の歴史を持つ「時代遅れ 人形町店」は、その名の通り、どこか懐かしく温かい雰囲気が魅力の焼肉店です。東京メトロ日比谷線および都営地下鉄浅草線の人形町駅A5出口から徒歩約2分という、駅からのアクセスの良さも特徴の一つです。地下鉄半蔵門線の水天宮前駅からも徒歩圏内に位置しており、様々な方面から訪れやすい立地です。お店は青山ビルの2階にあり、少し小さな入り口が隠れ家のような雰囲気を醸し出しています。
店内は木目調で統一され、レトロで落ち着いた空間が広がっています。創業以来、肉の価格においては「時代遅れ」と思えるほど、大衆的でリーズナブルに美味しい焼肉をお腹いっぱい食べてほしいという店主の願いが込められています。長年にわたり強い信頼関係を築いてきた肉卸問屋から仕入れる、新鮮なホルモンや質の良い国産和牛が自慢です。特に、脂の乗ったホルモンや、数量限定の厚切りタン塩、店のおすすめでもある国産牛上カルビなどは、訪れる多くの人々を魅了しています。牛ネギタン塩も人気の一品で、片面だけ焼いてネギを巻いて食べるのがおすすめです。焼肉の他にも、豊富な種類の逸品料理が揃っており、あっつあつの石焼ビビンバや、じゃがいも、イカ焼きといったミニ鉄板焼きなども人気です。価格帯は、国産牛カルビが1,270円(税込)、厚切りタン塩が2,980円(税込)などとなっています。ドリンクメニューも充実しており、焼肉との相性抜群の様々な種類の焼酎や、店主こだわりのオリジナル焼酎も楽しむことができます。生ビールやサワー類、梅酒なども用意されています。ディナーの平均予算は5,000円から7,000円程度です。
座席は総席数60席を有し、多様なシーンに対応可能です。2名様用の小さめのテーブル席から、3~8名様用のテーブル席、そして広々とした掘りごたつ式のお座敷席が用意されています。特に掘りごたつ座敷は最大24名様から30名様まで利用可能で、宴会時には貸切も相談可能です。会社での飲み会や大人数での集まりにも適しています。窓側の席からは外の景色を眺めながら食事を楽しめる席もあります。カウンター席やソファ席はありません。
ランチタイムには、リーズナブルな価格でボリューム満点の焼肉定食を提供しており、特にハラミ定食や、複数の焼肉を選べる定食などが人気です。ハラミとイベリコ豚のミックス定食はキムチやスープ、ナムル、ご飯がついて930円(税込)というコストパフォーマンスの良さも魅力です。ランチの平均予算は1,000円以下となっています。ランチタイムは予約を受け付けていませんが、開店直後などは比較的スムーズに入店できることもあります。支払い方法については、主要なクレジットカード(VISA, MasterCard, Amex, JCB)やPayPayなどのQRコード決済も利用可能です。全席禁煙のため、煙を気にせず食事を楽しめるのも嬉しい点です。月曜日から木曜日にネットやお電話で予約をすると豚トロ1人前サービスといった特典が利用できる場合もあります。人形町の地で長年愛され続ける「時代遅れ」は、その温かい雰囲気と美味しい焼肉、そして利用しやすい価格帯で、地域の常連客はもちろん、初めて訪れる人にも心地よい時間を提供しています。