東京都港区麻布十番に佇む「和食釜飯むら田」は、麻布十番駅からのアクセスが良い場所に位置する和食店です。東京メトロ南北線および都営大江戸線の麻布十番駅から徒歩でおよそ2分から3分程度の距離にあり、駅からのアクセスは非常に便利です。近隣には都営大江戸線の赤羽橋駅や東京メトロ日比谷線六本木駅もありますが、麻布十番駅が最寄りと言えるでしょう。店舗は麻布十番2-16-10の村田ビル内にあり、主にビルの2階から4階部分で営業しています。専用の駐車場はありませんが、近隣にはコインパーキングがあるため、車での来店も可能です。バスを利用される場合は、「二ノ橋バス停」から徒歩約2分となります。
このお店は、半世紀以上にわたり米屋を営んできた老舗が手掛けているという点が大きな特徴です。そのため、お米へのこだわりが非常に強く、使用するお米は新潟県産の魚沼産コシヒカリを独自にブレンドしたもの。この厳選されたお米を使い、一釜ずつ丁寧に炊き上げる釜めしが看板メニューとなっています。艶やかに炊き上がったご飯と、彩り豊かな具材が組み合わされた釜めしは、見た目にも美しく、まさにこだわりの一品と言えるでしょう。釜めしには旬の食材が積極的に取り入れられており、春には筍、夏には穴子、秋には松茸、冬には牡蠣といったように、季節ごとに限定のメニューが登場します。これにより、いつ訪れてもその時期ならではの旬の味わいを釜めしで楽しむことができます。定番メニューとしては、五目釜めしや鮭いくら釜めしなどが人気を集めています。
釜めし以外にも、和食を中心とした多彩な一品料理が提供されています。カキフライや出し巻き玉子、自家製さつま揚げ、季節の煮物など、釜めしと共に楽しめる料理が豊富に揃っています。これらの料理も、素材の味を活かした丁寧な仕事ぶりが感じられます。お酒との相性も良く、ゆっくりと食事を楽しむことができます。
料金についてですが、ランチタイムは1,000円台から2,000円台の予算で食事が可能で、ディナータイムは5,000円台から8,000円台が目安となります。宴会や会食向けにはコース料理も用意されており、例えば2名ごとに一つの釜めしが提供されるコースや、人気の鮭いくら釜めしを選べるコースなどがあり、価格帯は7,700円から11,000円程度となっています。土日祝日にはお昼限定のランチコースも提供されているようです。
店内は落ち着いた和の雰囲気が漂う空間で、総席数は77席と比較的多めです。座席は主にテーブル席と小上がりが中心で、掘りごたつ式の席も一部備えられています。個室やカウンター席はありませんが、貸切での利用は相談可能です。喫煙に関しては、店内は全席禁煙となっており、店舗の外に喫煙スペースが設けられています。
営業時間は、ランチが12:00から14:00まで(ラストオーダー13:30)、ディナーが17:30から23:00まで(ラストオーダー22:00または22:30)です。ランチ営業は不定休の場合があるため、特にランチタイムに利用を考えている場合は事前に電話で確認することをおすすめします。ディナータイムは毎日営業しており、こちらも予約をしてからの来店が確実です。予約は電話のほか、主要なグルメサイトからのネット予約も利用可能です。支払いは、各種クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)やPayPayなどのQRコード決済に対応しています。
麻布十番という場所で、長年にわたりお米と和食に向き合ってきた「和食釜飯むら田」。お米屋だからこそのこだわりが詰まった釜めしをはじめ、旬の味覚を活かした和食を静かで落ち着いた空間で味わえるお店として、地元の人々はもちろん、多くの食通に愛されています。特別なサービスに関する情報は見当たりませんが、こだわりの食材と丁寧な調理、そして落ち着いた雰囲気の中で提供される料理そのものが、このお店の最大の魅力と言えるでしょう。