大崎ブックカフェは、JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線の大崎駅から徒歩約5分から6分の百反通り沿いに位置するブックカフェです。2021年にオープンしました。駅周辺のオフィスビルが多いエリアにありながら、落ち着いた雰囲気の中で過ごせる空間を提供しています。元システムエンジニアの店主が「いつかブックカフェをやりたい」という思いから始められたお店です。
店内には店主の蔵書を中心に、ビジネス書、哲学、文学、マンガなど多岐にわたる約2500冊以上の本が並べられており、自由に閲覧することができます。これらの本はレンタルや購入はできません。壁面いっぱいに広がる本棚は圧巻で、どこか懐かしい秘密基地のような雰囲気を醸し出しています。純文学の蔵書も豊富で、貴重なコレクションも置かれているようです。ドリンクを片手にリラックスして読書を楽しめるのがこのカフェの魅力の一つです。
大崎ブックカフェはカフェとしてだけでなく、コワーキングスペースとしても利用できます。全席に電源とWi-Fiが完備されており、PCを使った作業やWeb会議、通話なども可能です。カフェで長時間作業したいけれど周りが気になるという方や、電源を探している方にも適した環境です。
メニューに関しては、ドリンクとして自家焙煎コーヒー(500円)や紅茶、オレンジジュース、コーラ(以上500円)、カフェラテ、豆乳ラテ、バナナミルク、いちごミルク(以上600円)などがあります。コーヒー豆は日替わりで提供され、来店するたびに異なる味わいを楽しめます。フードメニューには、プレッツェルドッグ(200円)、オム焼きそば(500円)、アフォガード(300円)などがあり、ハヤシライスセット(フリードリンク付き1000円)はルーを約5時間煮込んで作られています。アルコールドリンクとして瓶ビール、ハイボール、レモンサワー、カシスオレンジ(以上600円)も提供されており、これらには野菜チップスやミックスナッツなどのスナックが付きます。フリードリンク(700円)もあり、コーヒーや紅茶、冷蔵ショーケース内の缶飲料がおかわり自由で、一時退店も可能です。
店内の席数は23席で、うち21席が着席可能、2席が立ち席です。座席の種類に関する詳細な情報(個室やソファ席など)は見られませんでしたが、テーブル席とカウンター席があることが確認できます。店内は明るく落ち着いた雰囲気で、集中して読書や仕事をしたい方にとって快適な空間です。
特別なサービスとして、コワーキングスペースとしての利用や、店舗全体の貸切利用を受け付けています。貸切では会議や撮影、パーティーなど様々な用途に対応しており、キッチンやホワイトボード、プロジェクター、スクリーンなどの設備も無料で利用可能です。予約は公式サイトから申し込みができます。コワーキングスペースとしては、いいオフィス、BIZcomfort、Suup、anyplaceパスポートなどの各サブスクリプションサービスを通じても利用が可能です。BizSPOTで利用の場合、2時間以上の利用でワンドリンクサービスがあります。飲食物の持ち込みも自由ですが、ゴミは持ち帰りが必要です。