JR浅草橋駅西口から徒歩約2分または3分と駅からのアクセスが良好な「西口やきとん 浅草橋西口本店」は、1973年創業の長い歴史を持つやきとん店です。かつては浅草橋駅西口の高架下で営業していましたが、2003年に現在の場所に移転しました。創業から変わらない、立ち昇る煙と活気に満ちた大衆酒場の雰囲気が魅力で、多くの常連客に愛されています。仕事帰りの一杯や、友人との気軽な集まり、一人飲みにも利用しやすい雰囲気です。店内は焼き台を中心とした立ち飲みスペースと、奥にはテーブル席が設けられており、好みやシーンに合わせて利用スタイルを選べます。メディアでも紹介されたことがあり、いわゆる「せんべろ」を楽しめる店としても知られています。
提供されるメニューは、店名にも冠されている「やきとん」が中心です。タン、ハツ、レバー、シロといった定番の部位はもちろん、カシラと獅子唐を組み合わせた白獅子や赤獅子、醤油ベースのタレで香ばしく焼き上げたガツ醤油など、個性的な串焼きも豊富に揃います。串焼きは1本100円台から提供されており、非常にリーズナブルな価格設定です。また、串焼きだけでなく、箸休めやおつまみにぴったりの一品料理も充実しています。特に、豚軟骨をじっくり煮込んで柔らかく仕上げた名物の皿ナンコツは、多くのお客さんが注文する人気メニューです。この皿ナンコツを、焼き目のついたフランスパンに乗せて食べるのがこの店ならではの楽しみ方として知られています。その他にも、味噌ではなく塩味で提供されるあっさりとした塩煮込みや、低温調理でしっとりとした食感の純レバ漬け、ガツ刺しなども用意されています。日替わりのおすすめメニューも黒板などに記載されており、訪れるたびに新たな味に出会える可能性があります。ドリンクメニューも幅広く、生ビールや瓶ビールのほか、日本酒、焼酎、ワイン、そして多くのファンを持つ「ボール」(レモンハイボール)などが揃います。特にレモンハイボールは、デフォルトで大きめサイズのジョッキで提供されることもあるようです。
座席は、立ち飲みスペースとテーブル席を合わせて約40席あります。個室やソファ席、座敷の用意はありません。店内は全席喫煙可能となっています。お一人様でも気軽に利用できるカウンター席のような立ち飲みスペースがあり、大人数での利用も可能です。特別なサービスに関する特筆すべき情報はありませんが、テイクアウトでの利用も可能です。
営業時間は平日が16:30から23:00(ラストオーダー22:30)、土曜日が16:30から22:00(ラストオーダー21:30)、日曜日・祝日が15:00から21:00(ラストオーダー19:30)です。人気店のため、特に混雑時は早めの時間帯の予約や来店がおすすめです。予算については、利用者の口コミでは1,000円台から2,000円程度で楽しめるといった意見が多く見られますが、飲食の内容によっては3,000円台になることもあります。