東京都港区西新橋に位置する「鯨の胃袋」は、新鮮な鯨料理と旬の海鮮、そして厳選された日本酒を堪能できる知る人ぞ知る名店です。西新橋のオフィス街にありながら、一歩足を踏み入れるとそこは賑わいと温かさに満ちた空間。東京メトロ銀座線 虎ノ門駅、東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅、都営三田線 内幸町駅からいずれも徒歩約5分圏内という好立地にあり、JR新橋駅からも徒歩圏内とアクセスしやすい場所にあります。笠井ビルの2階に位置し、隠れ家のような雰囲気も持ち合わせています。
2012年に創業した「鯨の胃袋」は、「鯨肉を日常に」をコンセプトに掲げ、日本各地から直接仕入れた高品質な鯨肉を提供しています。単に鯨料理を提供するだけでなく、鯨の食文化を広める活動にも力を入れている「鯨肉を日常にプロジェクト」の発信店でもあります。鯨肉は赤身肉にこだわり、一般的には珍しい希少部位も豊富に取り揃えています。また、豊洲市場などから仕入れる鮮度抜群の魚介類や、旬の野菜など、日本の四季を感じられる食材を使った海鮮料理も充実しています。店主厳選の日本全国の銘酒や希少酒も豊富に揃っており、料理とのペアリングを楽しむことができます。さらに、店主の出身地である福島の食材も積極的に取り入れており、福島の恵みを東京で味わえるという魅力もあります。
メニューの中心は何と言っても鯨料理です。新鮮な鯨のお刺身は、赤身はもちろんのこと、さえずり(舌)や百畳(胃袋)、尾の身といった希少部位まで様々な種類を味わうことができます。クセがなく、鯨を食べ慣れていない方でも美味しくいただけるという口コミも見られます。人気の鯨の竜田揚げは、ジューシーな仕上がりで、ランチタイムの定番メニューとしても親しまれています。他にも、鯨のモツ刺しや鯨の百畳チャーシュー、食べ応えのある鯨のステーキお重など、鯨の多様な魅力を引き出した料理が豊富に揃っています。海鮮料理としては、新鮮な魚介を使ったお刺身の盛り合わせはもちろん、キンキやノドグロ、カワハギといった高級魚の姿造り、煮付け、焼き物も事前予約で楽しめます。ランチタイムには、鯨の竜田揚げ定食や鯨の肉まぶし、海鮮ばらちらしなどが1000円台から提供されており、近隣のビジネスパーソンを中心に賑わいを見せています。ディナーの平均予算は4000円から7000円程度で、様々な鯨料理や海鮮料理、日本酒をじっくりと楽しむことができます。ご宴会やビジネスでの利用にはコース料理も用意されており、「鯨の胃袋コース」はお料理のみのプランや、150分の飲み放題が付いたプランなど、用途に合わせて選ぶことができます。コースでは、人気の鯨料理や鮮魚のお刺身盛り合わせに加えて、四季折々の食材を使った料理が提供されます。
店内にはカウンター席がL字型に10席、テーブル席、そして座敷席があり、総席数は46席です。様々なシーンに対応できる席が用意されていますが、個室はありません。賑やかな雰囲気の中で、気軽に美味しい料理とお酒を楽しむ大衆割烹のようなスタイルです。
「鯨の胃袋」では、店内で食事を楽しむだけでなく、自宅でもその味を楽しめるように鯨のお刺身などの通販を行っています。また、飲食店や加工業者向けの鯨肉の卸売りも手掛けています。ランチタイム、ディナータイムともにテイクアウトも可能で、人気メニューの鯨の竜田揚げをはじめとした料理をお弁当やお惣菜として持ち帰ることができます。PayPayでの決済にも対応しており、利用しやすい環境が整っています。貸切も可能なので、会社の宴会や大人数での集まりにも利用できます。長年にわたりこの地で愛され続ける老舗として、新鮮な食材と熟練の調理技術で、多くの人々に満足感を提供しています。