東京都千代田区鍛冶町に店を構える「東京島酒場 大」は、伊豆諸島や小笠原諸島の豊かな恵みを活かした島料理と豊富な種類の島焼酎が楽しめる居酒屋です。JR神田駅からは徒歩およそ3分から4分、東京メトロ銀座線神田駅からも同様に徒歩約3分から4分と、駅からのアクセスが良い地下1階に位置しています。また、JR新日本橋駅からは徒歩約4分から5分、東京メトロ三越前駅からも徒歩約5分から6分の距離にあり、様々な方面から訪れやすい場所にあります。
この店の大きな特徴は、伊豆諸島や小笠原諸島近海で朝獲れされた新鮮な魚介類を仕入れ、刺身や焼き物などで提供している点にあります。都心ではなかなか味わうことのできない、島ならではの旬の食材を使った料理が数多く揃います。明日葉やにがっ竹といった島野菜を使ったおひたし、天ぷら、春巻き、ピザなどの一品料理をはじめ、生タコ唐揚げやぶりかま焼き、フグの一夜干しといった魚料理、豚トロ島塩焼きやとりモモ肉のパリパリ焼きなどの肉料理も提供されています。特に、「島寿司」や、店主のお母様のレシピを受け継いだという「洋子さん」シリーズのポテトサラダやなつかしコロッケは、この店ならではの味わいとして知られています。お客様の中には、その日のおすすめを店主に聞いたり、「おまかせ」で注文したりする常連客も多いようです。
ドリンクメニューの中でも特筆すべきは、伊豆諸島や小笠原諸島の島焼酎の品揃えの豊富さです。三宅島、神津島、新島、八丈島、大島など、各島の個性豊かな麦焼酎や芋焼酎が多数取り揃えられており、中には青ヶ島の青酎や八丈島の赦免花といった希少なプレミアム島焼酎も用意されています。小笠原諸島産のラム酒やパッションフルーツリキュールもあり、島ならではの多様なアルコール類を楽しむことができます。
店内の総席数は30席程度で、カウンター席とテーブル席が配置されています。一人で気軽に立ち寄ることも、複数人でテーブルを囲むことも可能です。ただし、個室やソファ席、掘りごたつや座敷の用意はありません。宴会での利用も可能で、着席の場合は最大20名、立食の場合は最大30名程度の収容が可能という情報や、20名から50名程度での貸切が可能という情報が見られます。飲み放題付きのコース料理も提供されており、9品付き2時間飲み放題のコースが4,500円から用意されているほか、新鮮な島食材を味わえるコースは3,000円から利用できるとされています。定休日は日曜日と祝日ですが、事前の予約があれば日曜・祝日でも宴会の開催に対応してもらえる場合があります。
食事以外では、テイクアウト用のお弁当も提供しています。支払い方法については、各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners、UnionPay)が利用可能です。オンラインでの予約も受け付けています。店内の全ての席で喫煙が可能となっています。店主は三宅島出身で、故郷である伊豆諸島の魅力を料理や焼酎を通して多くの人に伝えたいという強い想いを持って店を営んでいます。箸には三宅島産の木材が使われるなど、細部にも島のこだわりが感じられます。夕食時の利用が中心で、食事予算は一人あたり4,000円から5,000円程度が目安となるようですが、注文内容によってはそれ以上の予算となる場合もあります。島の温かさと活気を感じられる雰囲気の中で、こだわりの島料理と島酒を堪能できる一軒です。