東京都西東京市柳沢に位置する「一八亭」は、西武新宿線西武柳沢駅南口から徒歩約7分、または吉祥寺・三鷹方面からのバスを利用し「東伏見稲荷神社」バス停で下車して徒歩約1分というアクセス便利な場所にあります。青梅街道沿いに店を構え、長年にわたり地域に親しまれているこの店は、単なるラーメン店とは一線を画すユニークなコンセプトを持っています。
「一八亭」の最大の特徴は、ラーメンとイタリアンという異なるジャンルを融合させた独創的なメニューの数々です。店長はイタリア・ローマ出身のシェフが務めており、その感性が光る料理を提供しています。テレビで多数紹介されたという名物の油そばは、焼きアゴやカツオなどの魚介系の醤油ダレにイタリア産パルメジャーノチーズを使用しており、もちもちとした太麺と絡み合う、一度食べたらやみつきになると評判の一品です。特に10代から30代の若い世代に人気を集めています。
油そば以外にも、イタリアンテイストを取り入れた「ローマのまぜそば」や、濃厚な味噌にトマトの酸味、カポナータとリコッタチーズを加えた「味噌ポナータ」、バジルを使用した「塩ジェノヴェーゼ」、ラグーが入る「味噌ラグー」など、ここでしか味わえない個性的なラーメンが豊富に揃っています。また、鶏ガラベースの和風であっさりとした、どこか懐かしさを感じる「正油らぁめん」といった定番メニューや、「激辛らーめん」もあり、多様な好みに対応しています。麺は自家製麺にこだわり、細麺は全粒粉を練り込んだ香り豊かな茶褐色の麺、太麺はイタリア産デュラムセモリナ粉を使用したもちもちとした食感が特徴です。
ラーメンだけでなく、サイドメニューも充実しており、特にイタリアン要素を取り入れた餃子は人気です。モッツァレラチーズ入りの水餃子やサルシッチャ餃子、海老にら餃子などがあり、ドリンクメニューには日本酒、焼酎、ワインといったアルコールの他、食後に嬉しいエスプレッソも用意されています。価格帯はランチが1000円以内、ディナーが1000円台から2000円程度で利用できるという情報が見られます。
店内はオシャレな空間で、カウンター席とテーブル席が設けられており、席数は18席程度という情報が多く見られます。カウンター席には仕切りが設置されており、感染症対策も講じられています。個室はなく、貸切もできませんが、落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しめます。店内にサッカー関連のユニフォームや漫画本が置かれているという情報もあり、親しみやすい一面も持ち合わせています。全席禁煙ですが、店外に灰皿が用意されている場合があるようです。
「一八亭」は、深夜遅くまで営業しているのも大きな特徴です。火曜日から土曜日、祝前日は翌朝4時または4時半まで、日曜日は22時半または23時半まで営業しており、飲んだ後の〆や夜遅くの食事にも便利です。月曜日が定休日ですが、祝日の場合は営業し、翌火曜日が振替休日となることがあります。駐車場は最大4台分完備されており、車での来店も可能です。予約も可能で、一部サイトからはネット予約も受け付けています。QRコード決済(PayPay、d払い、au PAY)にも対応しており、Free Wi-Fiも利用できます。お子様連れでの利用も歓迎しており、乳児や未就学児、ベビーカーでの入店も可能という情報があります。また、2時間半以上の滞在も可能で、ゆっくりと食事やお酒を楽しむことができます。さらに、テイクアウトやUber Eatsなどのデリバリーサービスも利用できるため、自宅でも一八亭の味を堪能できます。
イタリアンとラーメンという異色の組み合わせでありながら、それぞれの良いところを取り入れたオリジナリティ溢れるメニューと、深夜までの営業時間、そして多様なサービスが魅力の「一八亭」。ラーメン激戦区である青梅街道沿いで、長年にわたり愛され続けている理由がそこにあります。