東京都墨田区両国に位置する「両国どぜう 桔梗家」は、JR総武線両国駅から徒歩約5分の場所に暖簾を掲げる川魚料理専門店です。JR総武本線快速線馬喰町駅からも徒歩約9分でアクセス可能となっています。江戸の食文化として親しまれてきたどじょう鍋をはじめ、うなぎ、鯉、なまずといった旬の川魚料理を提供しており、家庭的な雰囲気の中で伝統の味を楽しむことができます。創業は昭和8年(1933年)と古く、両国橋のたもとで長年にわたり営業を続けている老舗です。店内に入ると、井戸水を張った桶の中で活きの良いどじょうやうなぎが泳ぐ姿を見ることができ、下町情緒を感じさせる空間となっています。
お店の看板メニューであるどじょう鍋は、たっぷりのネギと一緒に煮込むスタイルで提供される「丸鍋」や、骨を抜いた「骨抜き鍋」、卵でとじた「柳川鍋」などがあります。どじょうは「うなぎ一匹、どじょう一匹」と言われるほど栄養価が高いとされており、江戸っ子の元気の源ともいわれてきました。その他、新鮮な鯉を酢味噌やわさび醤油でさっぱりと味わえる「鯉のあらい」、滋養満点の「鯉こく」、愛知県産の肉厚なうなぎを使用した「うな重」や「うなぎの白焼き」、「蒲焼き」、冬季限定の「なまず鍋」や「かき鍋」など、多彩な川魚料理が用意されています。うな重は並、上、特上、極上と大きさに応じて料金が設定されており、様々なニーズに対応しています。一品料理としては、だし巻き玉子やかき揚げ、うなぎのきも焼きやかぶと焼き、うなぎボーン、さらしくじらなども取り揃えられています。お食事の〆には、お鍋にご飯と玉子を追加して作る雑炊やお茶漬け、どじょう汁なども楽しめます。ランチタイムにはお得なうなぎ丼や柳川丼のセットも提供されています。
店内の座席は全席お座敷となっており、1階は籐畳の落ち着いた雰囲気の細長い作り、2階には個室が2部屋完備されています。1階のお座敷では、希望に応じて椅子を用意することも可能です。2階の個室は広々としており、家族での食事や接待、お祝いの席、会社の宴会など幅広い用途で利用されています。貸切も可能で、最大40名までの着席に対応できます。店内は全席禁煙となっており、落ち着いた空間で食事を堪能できます。
両国どぜう 桔梗家では、テイクアウトやデリバリーにも対応しており、自宅でもお店の味を楽しむことができます。夜のみサービス料が300円かかります。支払いは各種クレジットカード(VISA, Mastercard, JCB, AMEX, UnionPay)やQRコード決済(PayPay)が利用可能です。駐車場はありませんが、お店の裏手にコインパーキングが複数あります。お子様連れでの利用も歓迎しており、ベビーカーでの入店も可能です。両国での大相撲本場所中は、日曜・祝日も夜のみ営業しています。