東京都豊島区巣鴨に位置する「有明亭」は、JR巣鴨駅および都営地下鉄三田線巣鴨駅から徒歩約4分の場所にあるボードゲームカフェです。駅からのアクセスが良好で、近隣にはコインパーキングもあります。元々喫茶店だった建物を改装しており、周囲のビルとは趣の異なる、おとぎ話のような外観が特徴です。店内はオシャレで落ち着いた空間が広がり、席が広めに取られているほか、カウンター席やソファ席も完備されており、ゆったりと過ごすことができます。全席禁煙で、無料Wi-Fiや電源も利用可能です。
有明亭のコンセプトは「かわいくて、おもしろい」。1000種類以上、あるいは450種類以上、あるいは1277個以上ともされる豊富なボードゲームを取り揃えており、初心者からヘビーゲーマーまで幅広い層が楽しめるでしょう。ゲームのルールはスタッフが丁寧に説明してくれるため、ボードゲーム未経験者や一人での来店でも安心して利用できます。一人で来店した場合には、他のお客さんと一緒にゲームをプレイできる相席イベントも定期的に開催されています。また、店内でボードゲームを購入することも可能です。
カフェとしてのメニューも充実しており、特にこだわりのスパイスカレーが人気です。「スパイスとチキンのあいがけカレー」は、カルダモン、クローブ、コリアンダーなど数種類のスパイスをホールから使用した風味豊かなスパイスカレーと、生クリームとバターでまろやかに仕上げたチキンカレーの合いがけです。他にもチキントマトオムライスなどのプレートメニュー、燻製盛り合わせやソーセージといったおつまみ、チーズケーキやバニラアイスなどのスイーツも提供されています。ドリンクメニューには、挽きたてのコーヒーや紅茶、ソフトドリンクに加え、クラフトビールや各種カクテル、ワインなどアルコール類も豊富に揃います。特にカクテルにはこだわりがあるようです。これらのフードやドリンクは、ボードゲームをプレイしながら楽しめるほか、食事だけの利用も可能です。また、一部メニューはテイクアウトにも対応しています。
座席数は合計34席で、4名がけテーブル席が8卓、2名がけテーブル席が1卓、カウンター席が4席あります。個室はありませんが、貸切での利用が可能で、20名から50名までのパーティーに対応できます。最大予約可能人数は着席時で30名です。店内は広々としており、大勢での利用にも適しています。
特別なサービスとしては、ボードゲームのルールの説明、一人客向けの相席案内、そしてボードゲームの販売が挙げられます。これらは単なる飲食店のサービスに留まらない、ボードゲームカフェならではの特徴的なサービスと言えるでしょう。また、お祝いやサプライズにも対応しており、2時間半以上の宴会利用も可能です。子供連れでの利用も歓迎しており、乳児や未就学児、小学生も入店可能で、ベビーカーでの入店もできます。レンタルスペースとしての利用や、ボードゲーム付きレンタルスペースとしての予約も可能な場合があります。
価格帯については、昼の予算が~999円、夜の予算が1,000円~1,999円という情報や、平均予算が2,500円という情報があります。これは主にボードゲームの利用料金や飲食内容によって変動するものと考えられます。支払方法については、各種クレジットカード(VISA, Master, JCB, AMEX)、交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、iD、QUICPayといった電子マネー、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAYといったQRコード決済が利用可能です。サービス料やチャージ料はかかりません。
営業時間は、火・水・金が17:00から23:00(ラストオーダー22:00)、土・日・祝日が11:30から23:00(ラストオーダー22:00)です。月曜日と木曜日は定休日ですが、定休日が祝日の場合は翌日の火曜日または金曜日が休業となります。土日祝の14:30から17:00の間はドリンクとデザートのみの提供となる時間帯があります。予約は可能で、貸切予約については店舗へ直接問い合わせる必要があります。当日の予約は電話でのみ受け付けており、フォームからの予約は前日22時までです。平日お昼のゲーム利用や1名での予約、15名を超える人数の利用については、電話またはメールでの問い合わせが推奨されています。
メディア掲載実績として、テレビ東京系のドラマ「孤独のグルメ Season9」第11話で舞台となったことがあり、主人公の井之頭五郎がボードゲームをプレイするシーンが描かれました。このことからも、ボードゲームカフェとしての認知度も高まっていると言えるでしょう。巣鴨という土地で、「おいしい・かわいい・おもしろい」をモットーに、美味しい食事と楽しいボードゲーム体験を提供する有明亭は、様々なシーンで利用できる魅力的なスポットです。