東武スカイツリーライン梅島駅から徒歩約2分の場所に位置する「根魚 静 えひめ食の大使館」は、愛媛県の豊かな食の魅力を東京で存分に味わえる「えひめ食の大使館」認定店です。暖簾をくぐると、落ち着いた和の空間が広がり、愛媛への深い思いが随所に感じられます。店内には、愛媛県のイメージアップキャラクターであるみきゃんののぼりや、壁一面に愛媛県産食材の紹介が記されており、訪れる人を楽しませています。
この店の最大の特徴は、愛媛の漁港でその日の朝水揚げされたばかりの新鮮な地魚を、空輸してその日の夜に提供するという鮮度への徹底したこだわりです。宇和島産のブランド鯛「だてまぐろ」や真鯛をはじめとした旬の魚介類は、刺身や釜飯など様々な料理で堪能できます。特に、宇和島産の鯛を使った釜飯は名物料理として知られ、多くの人に愛されています。また、魚介類だけでなく、愛媛のブランド鶏である媛っこ地鶏を使った料理や、八幡浜産のしらすをたっぷり使用したサラダなども提供しており、愛媛の海山里の幸を幅広く楽しめます。さらに、料理に使用する食材は、愛媛県産が約9割を占めるほか、地元の足立区の農家から仕入れる朝採れの新鮮な野菜も使用するなど、素材選びにもこだわりが見られます。
提供される料理の多くは、愛媛県の伝統工芸品である砥部焼の器に盛り付けられており、目でも愛媛の文化を感じることができます。ドリンクメニューも充実しており、愛媛県産の日本酒や焼酎を中心に、女性にも人気の梅酒やみかん酒、柚子酒といった約10種類の果実酒も用意されています。
店内には掘りごたつの座敷席とテーブル席があり、掘りごたつの座敷は半個室としても利用可能です。ゆったりと足を延ばしてくつろぎながら食事を楽しめるため、大切な人との食事にも適しています。貸切も可能で、15名から最大23名までの宴会にも対応しています。仕事帰りにふらりと立ち寄る一人客から、会社の同僚や友人との宴会まで、様々なシーンで利用できるでしょう。店舗奥には水槽が設置されており、活きの良い貝類や千葉の鴨川から直送された天然魚介が泳いでおり、その場で調理された新鮮な味覚を堪能できます。
メニューの価格帯は、宴会コースが4,800円(税込)から用意されており、お通しは770円(税込)です。飲み放題コースはありませんが、豊富な種類の愛媛の地酒や果実酒をじっくりと味わえます。主要なクレジットカードやQRコード決済も利用可能です。
「根魚 静 えひめ食の大使館」は、オープンから36年を迎える老舗でありながら、愛媛県と足立区の食材を組み合わせたオリジナリティあふれる料理も提供しています。例えば、愛媛の媛っこ地鶏とあだち菜を使ったつけ麺などが過去には提供されており、愛媛の食と地元の恵みを融合させた新たな味わいも探求しています。愛媛県の「美味しい」が詰まったこの店で、まるで現地を訪れたかのような食体験をしてみてはいかがでしょうか。