池袋駅のほど近く、喧騒から少し離れた西池袋に佇む「しゃぶ邸ことぶき池袋本店」は、かつて「しゃぶ邸よろこび」として親しまれた、沖縄が誇るブランド豚「あぐー豚」を中心としたしゃぶしゃぶ専門店です。池袋駅西口からは徒歩約3分、C3出口からはわずか徒歩約1分というアクセス便利なロケーションに位置しています。ビルの5階に店を構え、隠れ家のような落ち着いた雰囲気が漂います。
店内は洗練された和モダンテイストで統一されており、ゆったりと配置されたテーブル席は、ブラインドで仕切ることで半個室としても利用可能です。プライベートな空間が確保されており、デートや接待、記念日といった大切なシーンでの食事にも適しています。沖縄の伝統を感じさせる器、例えば約400年の歴史を持つとされる焼き物「やちむん」や、独特の風合いを持つ「琉球ガラス」などが使用されており、視覚からも沖縄の文化を感じることができます。席数は22席との情報もあります。
提供される料理の主役は、沖縄から直送される貴重なあぐー豚です。一般的な豚肉に比べて霜降りの割合が多く、脂に甘みと旨味成分が豊富なのが特徴です。口の中でとろけるようなあぐー豚の脂は、かつおと昆布、シイタケをブレンドしたオリジナルの出汁にくぐらせて味わいます。単に「しゃぶしゃぶする」だけでなく、野菜の上に肉を乗せて温めるようにして食す、その店ならではの推奨する食べ方があるのも特徴の一つです。
メニューは主にしゃぶしゃぶコースで構成されており、あぐー豚に加え、A5ランクの石垣牛リブロースを堪能できるコースも用意されています。コースには、久米島産の海ぶどうや島らっきょうといった沖縄ならではの一品料理が含まれる場合もあり、〆には沖縄そばが登場するなど、まさに沖縄の味覚を五感で楽しめる構成となっています。人気のコースには、あぐー豚のバラ肉とロース肉の相盛り琉球7品懐石コースがあり、価格は6,600円(税込)です。石垣牛リブロースを含むコースでは10,000円(税込)程度の価格帯もあり、コースによっては生ビールを含むスタンダードな飲み放題が付いています。また、コース料理の一部を石垣牛リブロースの握りに変更できるオプション(追加料金あり)も存在します。ディナーの平均予算は6,000円から8,000円程度を目安とする情報が多く見られます。
多くの場合、完全予約制であったり、一日の予約受付数を制限していたりするため、事前の予約が強く推奨されています。特別なサービスとしては、一般的なもの以外に、加熱式たばこのみが利用可能である点が挙げられます。沖縄の豊かな食文化と上質な空間で、特別な時間を過ごせる一軒と言えるでしょう。