東京都豊島区目白2丁目39−1 トラッド目白1階にかつて営業していた「プロント 目白店」は、JR山手線 目白駅からのアクセスに優れ、駅からは徒歩数分圏内という利便性の高い場所に位置していました。トラッド目白ビル内にあり、駅とも地下通路で接続していたため、天候を気にせず訪れることが可能でした。また、東京メトロ副都心線 雑司が谷駅やJR山手線 池袋駅からも徒歩圏内でした。
この店舗は、全国に展開するプロントチェーンの一店舗として、「昼はカフェ、夜はサカバ(キッサカバ)」という二つの顔を持つ業態が特徴でした。日中は喫茶店として、コーヒーやパスタ、サンドイッチなどの軽食を提供し、待ち合わせや休憩、ビジネスでの利用など、様々なシーンに対応する空間でした。夜の時間帯になると雰囲気が変わり、アルコールメニューやおつまみが提供され、仕事帰りの一杯や友人との語り合いの場としても利用されていました。パスタメニューには定番のナポリタンや季節ごとのメニューがあり、サラダやカレーなども提供されていました。価格帯としては、カフェタイムは千円以下、ランチは千円台、ディナーは二千円台が目安とされていました。
プロント 目白店は、ベーカリー「ジョアン」とのコラボレーション店舗であったことも大きな特徴の一つでした。店内でジョアンのパンを購入し、プロントのカフェスペースでドリンクと共に楽しむことが可能で、この併設スタイルは利用者にとってユニークな魅力となっていました。様々な種類の焼き立てパンが提供されており、プロントのフードメニューとは異なる選択肢がある点も特徴でした。
店内の座席数は資料によって45席または54席とされており、テーブル席の他にゆったりと過ごせるソファ席も設けられていました。一部の座席には電源コンセントが完備されており、PC作業やスマートフォンの充電に利用することができました。プライベートな空間となる個室は設置されていませんでしたが、店内には喫煙ブースが設けられていたため、喫煙者も利用しやすい環境が整備されていました。Wi-Fiについては、利用可能とする情報と利用不可とする情報がありました。支払い方法としては、クレジットカードやPayPayなどのQRコード決済に対応していましたが、プロント公式のプロントマネーは利用できないという情報もありました。
残念ながら、プロント 目白店は2018年3月16日のオープンから約6年間の営業を経て、2024年10月23日をもって閉店いたしました。駅前の便利な立地で、カフェとしてもバーとしても、またベーカリーとのコラボレーション店舗としても多くの人々に利用されていましたが、現在は営業を終了しています。