東京都港区六本木の六本木ファイブビルB1Fに位置する「鉄板 さくら 田谷」は、鉄板焼きと馬肉料理を主軸とした落ち着いた雰囲気の飲食店です。都営大江戸線および東京メトロ南北線の麻布十番駅から徒歩約6分、東京メトロ日比谷線および南北線の六本木駅、六本木一丁目駅からもそれぞれ徒歩数分圏内というアクセスしやすい場所にあります。飯倉片町交差点からもほど近いビルの地下にあり、喧騒から離れてゆっくりと食事を楽しめる環境です。
この店では、熊本から直送される新鮮な馬肉を使った多彩なメニューを提供しており、鉄板焼きに加え、こだわりのA5ランク高級和牛や新鮮な海鮮の鉄板焼きも堪能できます。また、店主の奥様が福島県南相馬市出身ということもあり、親戚から仕入れた県産野菜や会津産のコシヒカリといった福島の食材も積極的に取り入れているのが特徴の一つです。格調高い雰囲気は接待の場としても利用されており、静かで優しい空気が流れる空間で、質の高い料理とおもてなしを体験できるとされています。
ランチタイムには、名物として知られる「さくら丼」が特に人気を集めています。特製の黄身醤油に漬け込んだ馬ヒレ肉を炊きたてのご飯の上に敷き詰め、とろろや大葉、わさびと共に味わうこの丼は、ヘルシーながらも濃厚な旨味を楽しめると評判です。さくらのオムライスや、日替わりの干物焼き魚定食、牛ステーキ定食なども提供しており、様々なニーズに応えています。ただし、人気のさくら丼は早い時間に売り切れることもあるため注意が必要です。
ディナータイムには、馬肉の様々な部位を刺身や鉄板焼きで楽しめるほか、黒毛和牛のステーキや新鮮な魚介を使った鉄板焼き、〆にはガーリックライスや富士宮海鮮焼きそばといった食事メニューも豊富に揃っています。複数のコース料理も用意されており、馬肉を存分に味わえるコースや、黒毛和牛のサーロインステーキをメインにした贅沢なコース、特別な15周年記念コースなどが提供されています。アラカルトメニューも充実しており、酢もつや自家製ぬか漬けといった一品料理から、蓮根と長芋を使った「田谷焼」といったオリジナリティのある鉄板料理まで楽しむことができます。
店内には総席数28席があり、カウンター席、テーブル席が設けられています。特に、目の前で調理風景を眺められるカウンター席は鉄板焼きの醍醐味を味わえる人気の席です。また、2名から10名まで利用可能な個室も2室完備しており、プライベートな空間でゆっくりと食事を楽しみたい場合やビジネスでの利用にも対応可能です。個室の利用には料金がかかる場合があり、コース利用が条件となることもあるため、予約時に確認することをおすすめします。全席喫煙可能とされている情報も見られますが、訪問時の状況については事前に店舗へ確認するのが確実です。