東京都台東区雷門に位置する「浅草 立呑み 洒落者」は、東京メトロ銀座線田原町駅から徒歩約2分、つくばエクスプレス浅草駅からも徒歩約3分とアクセスしやすい場所にあります。雷門から国際通りを駒形方面へ向かい、路地裏に入った杵屋通り沿いにひっそりと佇む隠れ家のような立ち飲み居酒屋です。控えめな白提灯が目印となっています。2016年12月にオープンしました。
店内はやや照明が落とされ、落ち着いた洗練された空間が広がっています。ジャズなどのBGMが流れ、まるでバーのようなおしゃれな雰囲気です。L字型の立ち飲みカウンターが中心にあり、10人程度が利用できるスペースとなっています。また、店の奥にはテーブル席も2卓あり、最大8名まで着席可能です。立ち飲みスペースとは異なり、明るく賑やかな雰囲気でゆったりと過ごせる空間となっています。一人で気軽に立ち寄る方から、女性グループ、仕事帰りの会社員、カップル、グループでの利用まで、幅広い層のお客さんが訪れます。
この店のコンセプトは、大阪の立ち飲み文化に触発され、浅草にありそうでなかった「おしゃれな雰囲気で一人でも気軽に楽しめる立ち飲み屋」を提供することです。旬の食材を活かした創作和食と豊富な日本酒を中心に提供しており、立ち飲みというスタイルでありながら、料理やお酒のクオリティが高いのが特徴です。
メニューは、築地市場から直接仕入れる新鮮な魚介を使った刺身や、旬の野菜を取り入れた創作料理が豊富に揃います。定番のだし巻き玉子や、自家製鶏軟骨月見つくね、ローストビーフなどが人気メニューとして挙げられます。料理の価格帯は300円台から500円台のものが中心で、一人でも色々な種類を楽しめるよう少量ポーションで提供されているメニューが多いようです。日本酒は定番を置かず、常に20種類程度が入れ替わりで提供されており、希少な銘柄や季節限定のものも楽しめます。料理との相性を考えて選ばれた日本酒は、どれもこだわりの品ばかりです。ビールやハイボールは定番として用意されています。
サービス面では、立ち飲みでありながら奥にテーブル席が用意されている点が特筆されます。このテーブル席は予約も可能で、落ち着いて食事や会話を楽しみたい場合に利用されています。席料やお通し代はかからないとのことです。支払い方法としてはPayPayが利用可能です。全席禁煙ですが、店の前に喫煙スペースが設けられています。店員さんの丁寧で親切な接客もこの店の魅力の一つとして挙げられており、初めて訪れる人でも居心地良く過ごせるような空間づくりが心がけられています。料理の提供スピードも早いという口コミも見られます。隠れ家のような雰囲気でありながら、温かいサービスとおしゃれな空間で、美味しい料理と日本酒を気軽に楽しめる「浅草 立呑み 洒落者」は、浅草での新しい立ち飲みスタイルを提案する一軒と言えるでしょう。