東京都目黒区自由が丘に位置していた「Chinese Dining 謝逢紅(シャーク)」は、自由が丘駅の北口、正面口、または南口からいずれも徒歩約2分から3分ほどのBISビル2Fに店を構えていました。駅からのアクセスが良好な立地でした。
「謝逢紅(シャーク)」は、「気軽に手頃においしさを楽しんで」をコンセプトにした、洗練された雰囲気のおしゃれな中華バルでした。店内は赤と黒を基調としたカジュアルモダンなインテリアが特徴で、一見カフェのような趣も持ち合わせていました。女性一人でも立ち寄りやすく、ディナーデートや女子会など幅広いシーンに適した空間でした。こちらでは、中華の高級食材であるフカヒレをたっぷりとリーズナブルな価格で提供することに力が入れられていました。また、ワインや日本酒とも相性の良い、中華をベースにした創作メニューも数多く提供されていました。調理には「回帰水」という水を使用していたことも特徴の一つです。
メニューは海鮮を中心とした広東料理がベースとなっており、80種類以上の豊富な料理が用意されていました。中でもフカヒレ料理が推奨されており、姿煮、フカヒレ入り蒸し餃子、フカヒレあんかけチャーハンなどがお手頃な価格で提供されていました。フカヒレ姿ステーキは、原価が高いながらも赤字覚悟で提供されるおすすめの一品でした。他にも、女性に人気の20種類の野菜炒めや、四川風麻婆豆腐(バケット付き)、麻婆ナスのラザニア、XO醤仕立てのエビとイカのアヒージョ、俺の親父のトンポーロー(豚の角煮)など、他ではなかなか見られない独創的なメニューも提供されていました。定番の焼き餃子や小籠包、エビチリ、黒酢仕立ての酢豚なども揃っていました。ランチタイムには、メインにスープやデザート、または点心が付いたセットが1000円前後で提供されており、週替わりメニューもありました。ディナーの予算は概ね3000円から4000円程度でした。各種宴会やパーティー向けのコースも用意されており、中には2時間の飲み放題が付いたプランもありました。
店内にはメインのロングテーブル席やカウンター席があり、総席数は28席から30席ほどでした。テーブル席は少人数でも利用しやすく、ソファ席も備えられていました。半個室の利用も可能でした。貸切での利用にも対応しており、着席で30名、立食であれば35名まで収容可能でした。
過去には、テイクアウトやデリバリーサービスも実施されていました。テイクアウトは店頭での受け取り、デリバリーは特定のエリア内で一定金額以上の注文から可能でした。お祝いやサプライズにも対応しており、子供連れでの利用も可能でした。店内は全席禁煙でしたが、階段ロビーに灰皿が設置されていました。車椅子での入店も可能で、無料Wi-Fiやプロジェクター、スポーツ観戦ができる設備も備えられていました。
しかしながら、Chinese Dining 謝逢紅は2025年3月25日をもって閉店いたしました。約17年間の営業に幕を下ろしました。