東京都港区三田に佇む「ふぐ・はも割烹 三田 山田屋」は、都営地下鉄三田線・浅草線三田駅A3出口から徒歩およそ3分、JR田町駅西口からは徒歩およそ5分の場所に位置しており、アクセスしやすい立地です。創業は昭和44年という半世紀以上にわたる歴史を持ち、本格的なふぐ料理とはも料理を提供しています。店主自らが豊洲市場へ毎日足を運び、その時期一番良い天然のとらふぐやはもをはじめ、旬の新鮮な魚介や厳選した食材を目利きして仕入れています。
店内は、老舗割烹らしい落ち着いた和の趣を感じさせる空間です。カウンター席のほか、プライベートな食事に最適な個室も完備しています。個室はかつて掘りごたつ式が主体でしたが、2024年8月からは全てテーブル席に改装され、より快適に過ごせるようになっています。2名から利用できる個室や、部屋を繋げることで最大50名までの宴会にも対応可能な広間もあり、接待や会食、大人数での集まりまで様々なシーンで利用できます。
提供される料理は、季節ごとに最高の状態で味わえる天然ものを中心としています。ふぐ料理は主に9月から4月下旬にかけて提供され、天然とらふぐを使ったふぐ刺し、てっちり(ふぐちり)、唐揚げ、付け焼き、白子焼きや白子刺身、煮こごりなど、ふぐの魅力を余すところなく堪能できます。ふぐ刺しは自家製ポン酢で、てっちりは秘伝のポン酢で味わうのが山田屋流です。はも料理は5月から9月にかけての夏の時季に登場し、はもしゃぶしゃぶなどがおすすめです。季節ごとの限定メニューとして、毛がにやのどぐろなど旬の一品料理も年間を通して提供しています。ドリンクは日本酒、焼酎、ワインなどが揃います。
ランチタイムは月曜日から土曜日に営業しており、手頃な価格で質の高い和食を楽しめると近隣で働く人々を中心に人気があります。ランチメニューは日替わりの焼魚や煮魚、刺身定食、鉄火丼、まぐろ山かけ、鯛どんぶり、あじたたきといった定番に加え、季節限定のふぐ天丼やカキフライ定食、松茸ごはんなども登場します。中でも豚肉の生姜焼きは創業当時からの定番メニューとして親しまれています。ランチのおまかせミニ会席は6,600円から用意されており、昼から少し贅沢な食事をしたい場合にも利用できます。ランチタイムの予約は6名以上で事前の連絡があれば可能です。
また、特別なサービスとして、ランチ弁当のテイクアウト(要予約)も行っています。ふぐ料理の時期には香ばしく焼き上げた天然とらふぐのヒレを使ったヒレ酒や白子酒も提供しています。地域限定の電子商品券である港区スマイル商品券もランチタイムに限り利用可能です。クレジットカードは利用できますが、ランチタイムは利用できない場合があるため注意が必要です。厳選された天然素材を使った季節の味覚を、落ち着いた和の空間でゆったりと味わえる一軒です。