銀座二丁目、銀座大作ビルの地下1階に位置する「矢場とん東京銀座店」は、名古屋名物の味噌かつを東京で味わえる専門店です。地下鉄有楽町線銀座一丁目駅から徒歩約1分、都営浅草線東銀座駅からも徒歩約3分とアクセスしやすい立地にあります。創業70年以上の歴史を持つ矢場とんの味が、この銀座の地で提供されています。
店内は全115席を備え、テーブル席やカウンター席が用意されており、一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気です。また、接待や特別な会食にも利用できる個室も完備しており、最大6名まで利用可能な部屋があるほか、一部情報によると団体向けの大広間も用意されているようです。落ち着いた内装は、ゆっくりと食事を楽しむのに適した空間となっています。レンガ調の壁など、おしゃれな雰囲気も持ち合わせており、女性一人でも入りやすいという口コミも見られます。店内には伊勢神宮のご神木が祀られたパワースポットがあるとされており、立ち寄る人もいるようです。
矢場とん最大の特長は、門外不出の秘伝の味噌だれと厳選された食材から作られる味噌かつです。豚肉は南九州産の高品質なものを使用しており、ジューシーで甘みのある脂身が特徴のロース肉や、脂身を極限まで取り除いたヘルシーで柔らかいヒレ肉など、部位を選べます。さらに、こだわりの鹿児島産黒豚を使用したメニューも用意されています。独自の揚げ方で仕上げられたとんかつにかけられる味噌だれは、一年以上熟成させた豆味噌をベースにしたさらりとした特製だれで、とんかつとの相性が抜群です。
メニューには、定番の「ロースとんかつ」をはじめ、ボリューム満点の「わらじとんかつ」があります。わらじとんかつは、通常のロースとんかつの約2倍の大きさで、みそだれのみ、またはみそだれとソースの「半々」で味わうことができます。熱々の鉄板で提供される「鉄板とんかつ」は、敷かれたキャベツと共に最後まで温かく楽しめる一品で、目の前で特製みそだれをかけてもらう演出も人気です。他にも、牛ヒレのすじ肉とこんにゃくを味噌だれでじっくり煮込んだ名古屋名物「どて煮」や、串かつ、海老フライなどのメニューも取り揃えられています。ランチタイムは1,000円台から、ディナータイムは2,000円から3,000円程度の予算で楽しめることが多いようです。定食のご飯は白米ともち麦米から選べます。
サービス面では、テイクアウトが可能で、オンラインでの事前予約も受け付けています。また、多言語メニュー(英語、中国語、韓国語)も用意されており、海外からの観光客にも対応しています。一部のオンライン予約サイトでは、御膳の味噌汁をミニとん汁にアップグレードできるクーポンや、デザートのサービスなどが提供されている場合もあります。店内はバリアフリーに対応しているため、どなたでも安心して利用できます。
老舗の技が光る特製味噌かつを、銀座の落ち着いた空間で堪能できる矢場とん東京銀座店は、名古屋の味を求める方はもちろん、銀座での食事処としても利用しやすい一軒です。