東京都三鷹市大沢にひっそりと佇む「ビストロ アンプティポン」は、野川公園の緑豊かな自然に囲まれた、隠れ家のような一軒家フレンチレストランです。アットホームで落ち着いた雰囲気が魅力で、都会の喧騒から離れてゆったりと食事を楽しみたい方に最適な空間が広がります。
西武多摩川線の多磨駅からは徒歩約10分から13分程度、JR中央線・東西線の三鷹駅からは南口バス乗り場から朝日町または車返団地行きのバスに乗り、「野川公園入口」バス停で下車後、徒歩約2分というアクセスです。駅からは距離があるため、バス利用や、多磨駅からのんびり歩いて訪れるのが良いでしょう。店舗のすぐそばには野川公園の有料駐車場があり、ディナー利用の場合は駐車券提示で1時間分の返金サービスがあるため、車での来店も便利です。
店内は全20席のこぢんまりとした空間で、シックな赤い色合いが印象的なおしゃれな雰囲気です。テーブル席のみで、個室やソファ席の用意はありません。派手さはありませんが、落ち着いた照明の中、本格的なフレンチビストロの料理を肩肘張らずに味わうことができます。フランス語のラジオが流れる日もあり、より現地のビストロに近い感覚を味わえるかもしれません。
メニューは、ランチ、ディナーともにフレンチの定番からお店ならではの一皿まで幅広く揃います。ランチはおおよそ1,500円台から3,000円台、ディナーは4,000円台から7,000円台が目安となるようです。ランチタイムには数種類の前菜と主菜からそれぞれプリフィックスで選べるコースが用意されており、価格帯によって選択肢や品数が異なります。ディナーにはコースもあり、こちらも予算に応じて選べるようです。
料理の一例としては、魚介の旨味が凝縮されたスープ・ド・ポワソンや、時間をかけてじっくりと煮込まれた牛ホホ肉の赤ワイン煮込み、鴨肉のコンフィなどが評判です。また、テリーヌ・カンパーニュやお肉のテリーヌ、自家製ベーコンを使った料理、つぶ貝のブルゴーニュ風といったビストロらしいメニューも並びます。特に、子羊と牛ひき肉、マッシュポテトを重ねて焼き上げたアシ・パルマンティエは人気メニューの一つです。旬の食材を取り入れた日替わりのおすすめもあり、訪れるたびに新しい味に出会える楽しみがあります。デザートも本格的で、表面が香ばしくキャラメリゼされたクレームブリュレは多くの口コミで絶賛される一品です。その他、ブルーチーズのケーキやヌガーグラッセなども提供されています。パンは一人につき120円で提供されます。ドリンクはワインリストも用意されており、料理とのペアリングを楽しむことができます。
特別なサービスとしては、前述の駐車場サービスやテイクアウトの対応が挙げられます。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済は利用できない場合が多いようですので、現金での支払い準備をしておくのが安心です。全席禁煙となっており、ペット同伴はできません。16名以上で貸切の相談も可能なようです。
営業時間は曜日によって異なり、ランチは火曜日を除く毎日営業しており、11時30分から15時まで(ラストオーダーは13時30分または14時)。ディナーは木曜日から日曜日、祝日に18時から20時まで(ラストオーダーは19時または21時)営業しているという情報が見られます。火曜日が定休日で、月曜日と水曜日のディナー営業はお休みとなることが多いようです。予約が確実ですが、当日の空席状況によっては予約なしでも利用できる場合があります。
野川公園散策の際や、三鷹エリアで落ち着いて本格的なフレンチを楽しみたい時に立ち寄ってみる価値のあるビストロです。