東京都港区港南に位置する「あじろ 定置網」は、JR品川駅港南口から徒歩約8分から10分、京急本線品川駅からは徒歩約13分、東京臨海高速鉄道天王洲アイル駅からも徒歩圏内にあり、アクセスしやすい場所にあります。網代漁港から直送される定置網で獲れた新鮮な魚を中心に提供することをコンセプトとしており、市場にはあまり出回らない珍しい魚に出会える機会があるのが大きな特徴です。定置網漁業会社が手掛ける店舗として、獲れたての魚を東京で味わえる貴重な場所と言えるでしょう。魚を知り尽くしたスタッフが厳選した魚介を使った料理は、素材本来の旨味を最大限に引き出しています。魚好きの方には特におすすめのお店です。
メニューの中心は、その日仕入れた鮮魚を使った「魚づくし料理コース」。4,400円(税込)と5,500円(税込)のコースがあり、先付、刺盛り、煮魚、焼魚、食事など、旬の魚介を様々な調理法で堪能できます。5,500円のコースでは、刺盛りの量が充実し、より高級な魚も含まれるとのことです。一品料理も豊富に取り揃えられており、海鮮丼(1,500円税抜)、漬け丼(1,000円税抜)、海鮮茶漬け(800円税抜)、海鮮サラダ レギュラー(1,200円税抜)、おまかせ握り5貫(800円税抜)、バンちゃんカレー(900円税抜)、潮汁(300円税抜)などがあります。その日の仕入れによって内容は変動し、ブリやヤマトカマス、ホウボウといった鮮魚は時価で提供されます。魚卵煮や自家製塩辛、ゴマサバ、アオリイカ下足ゆでといった小鉢料理も用意されており、お酒の肴にもぴったりです。
ドリンクは、魚料理との相性を考えて厳選された日本酒が約30種類も取り揃えられています。人気の「新政」や「磯自慢」、「而今」といった銘柄もあり、日本酒好きには嬉しい品揃えです。日本酒以外にも、芋焼酎の「利右衛門」や黒糖焼酎の「朝日」などが用意されており、様々な種類のドリンクを楽しむことができます。
店内は総席数約25席で、お一人様でも気軽に利用できるカウンター席が7席あります。テーブル席も18席用意されており、複数人での食事にも対応可能です。残念ながら個室の用意はありません。座敷や掘りごたつ式の席もありませんが、カウンター席では目の前で調理の様子を見ながら食事ができるというライブ感も楽しめます。
「あじろ 定置網」ならではの特別なサービスとして、網代漁港から直送される獲れたての定置網の魚を味わえることが挙げられます。これにより、普段市場ではなかなか見かけないような珍しい魚に出会える可能性が高まります。また、来店したタイミングによっては、店先で魚を干していることもあり、アワビや数の子、ホタテなどを要望に応じて提供してくれることもあるようです。このような、その日の仕入れや状況によって提供される特別な一品に出会える可能性があるのも、このお店の魅力と言えるでしょう。新鮮で珍しい魚と、それに合う豊富な種類の日本酒や焼酎を求めて、多くの魚好きが訪れるお店です。友人や知人との食事はもちろん、会社の宴会など様々なシーンで利用されています。ランチ営業は不定期で行われることがあるため、主にディナーでの利用となります。