東急東横線・東急大井町線の自由が丘駅から徒歩およそ4分から5分の場所に位置する「鮨りんか」は、東京都目黒区自由が丘1-3-17 自由が丘センタービル 102に暖簾を構える寿司店です。喧騒から少し離れた隠れ家のような佇まいは、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと寿司を味わいたい大人に最適な空間を提供しています。店内は温もりを感じる木目調で統一され、わずか8席から9席のカウンター席のみが配されています。この親密な空間だからこそ、職人が目の前で寿司を握るライブ感を間近に感じながら、出来立ての逸品をすぐに堪能できるのが大きな魅力です。
「鮨りんか」では、素材そのものが持つ本来の美味しさを最大限に引き出すため、和食の伝統的な技法を駆使しています。寿司の要となるシャリには特にこだわりがあり、厳選した2種類の赤酢を独自のバランスでブレンドして使用しています。これにより、深みと広がりを持つ独特の風味のシャリが生まれます。ネタには鮮度抜群の天然鮮魚を使用しており、築地や北海道から毎日届けられる旬の魚介を、それぞれの素材に合わせた丁寧な仕事で提供しています。オーナー自らが市場に足を運び買い付けを行うなど、食材への強いこだわりが伺えます。
メニューは、季節ごとの旬を取り入れたおまかせコースを主軸に展開しています。ランチタイムには、手軽に楽しめる「菘(すずな)」コースが用意されており、にぎり10貫に半巻き、玉子焼き、お椀が含まれます。ディナーも楽しめるコースとしては、「藍(あい)」や「凛(りん)」といったコースがあり、「藍」はおつまみと握り、「凛」は握りにお造りやおつまみ、茶碗蒸しなどが付いたより品数豊富な内容となっています。アラカルトでの注文も可能で、穴子や牡丹海老、雲丹といった単品の握りも用意されています。価格はコースによって異なり、「菘」コースは4,400円(税込)、「藍」コースは7,700円(税込)、「凛」コースは13,200円(税込)で提供されています。この他に、お通し代として一律550円(税込)が必要です。ランチタイムには、ばらチラシ丼といったお好みで選べるメニューも人気です。
ドリンクメニューには、寿司や一品料理との相性を考えて厳選された日本酒が豊富に揃えられています。全量純米酒にこだわり、芳醇な香りと程よい旨み、キレを兼ね備えた日本酒が常時8種類から10種類ほど用意されており、料理に合わせておすすめを提案してもらえます。日本酒の他にも、焼酎やワイン、スパークリングワインも取り扱っています。
8席のみのカウンター席は、一人での利用はもちろん、大切な人とのデートや記念日、あるいは接待といった特別な日の食事にも適しています。予約は可能で、少人数での貸切にも対応しています(6名程度から、コース予約が必要)。誕生日や記念日にはケーキの持ち込みも可能な場合があるため、事前に相談してみるのが良いでしょう(アルコールの持ち込みには別途料金がかかります)。店内は全席禁煙となっており、店外に灰皿が用意されています。専用駐車場はありませんが、店舗正面や近隣にコインパーキングがあります。テイクアウトやデリバリーにも対応しているとのことです。小さなお子様連れの場合は、予約時に店舗へ伝える必要があります。
「鮨りんか」は、こだわりのシャリと旬の天然鮮魚による本格的な江戸前寿司を、肩肘張らずに楽しめる隠れ家のような雰囲気で提供する、自由が丘の寿司店です。