東京都千代田区外神田に店を構える「泡貝(アワセル)」は、御茶ノ水と秋葉原の間に位置する隠れ家のような創作イタリアンレストランです。JR中央・総武線、東京メトロ丸の内線の御茶ノ水駅からはいずれも徒歩数分圏内、東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅やJR山手線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスの秋葉原駅からもアクセス可能です。特に御茶ノ水駅から向かう際は、聖橋をくぐり昌平坂を下る道のりとなり、神田川沿いに現れる水色の扉が目印となります。
店名の「泡貝」は、シャンパーニュ(泡)と生牡蠣(貝)という言葉に由来しており、この二つがお店のコンセプトの根幹を成しています。シャンパーニュと新鮮な生牡蠣から始まる食卓で、心満たされる豊かな時間を過ごしてほしいという願いが込められています。オーナーシェフは33年に及ぶ料理人としての経験を持ち、かつて画家であった感性を活かし、独創的で見た目にも美しい創作イタリアンを提供しています。一皿一皿にシェフの料理人生の集大成ともいえるこだわりが詰まっており、訪れるお客様に驚きと感動、そして活力をもたらすことを目指しています。店内はシェフ自らがデザインしたという地中海沿岸を思わせるような空間が広がり、非日常的な雰囲気の中でゆったりと食事を楽しめます。
「泡貝」のメニューは、その時期に一番美味しい高品質な生牡蠣を産地直送で仕入れ、提供しているのが大きな特徴です。また、お店の看板メニューの一つである「シェル&チップス」は、数種類の貝の旨味が凝縮されたスープとフレンチフライを組み合わせた一品で、ワインとの相性も抜群と評判です。さらに、スペイン産ハモンセラーノと季節のフルーツ、水牛モッツァレラなどを合わせた「生ハムパフェ」も人気を集めています。ランチタイムには、前日までの完全予約制で「アワセルバーガー」を提供しており、マンゴーを使用したユニークな新食感が楽しめると話題になっています。その他にも、濃厚なウニを使ったリングイネや、こだわりの知床鶏のテリーヌ、骨つき鴨やジビエを使ったコース料理など、イタリアンテイストをベースにしたバラエティ豊かな創作料理が揃います。メニューは季節や仕入れによって内容や価格が変わるため、来店時の黒板メニューも楽しみの一つです。料理と共に楽しめるドリンクは、フランスやイタリアを中心とした厳選ボトルワインが常時約70種類用意されており、ソムリエが料理に合わせた一杯を提案してくれます。
店内は全12席の小さなお店で、カウンター席とテーブル席が用意されています。席の指定はできませんが、アットホームで居心地の良い空間となっています。
泡貝は完全予約制のため、事前の予約が必要です。問い合わせや予約の受付は電話では行っておらず、公式LINEアカウント、メール、または各グルメサイトのネット予約機能を通じて受け付けています。特別なサービスとして、会計時には現金払いやキャッシュレス決済に応じた割引キャンペーンを実施していることがあります。また、誕生日や記念日での利用時には、グラスシャンパーニュのプレゼントや、元画家のシェフが手掛けるオリジナルのお祝いプレートのサービスも利用可能です。お店の最新情報やお得なプロモーションは、公式LINEやInstagram、Facebook、XなどのSNSでも随時発信されています。店内にはワインショップも併設されており、気に入ったワインを購入して持ち帰ったり、配送を依頼することもできます。周辺に専用駐車場はないため、近隣のコインパーキングを利用することになります。御茶ノ水と秋葉原の間で、美味しい料理とワイン、そして心温まるおもてなしを求める方に、「泡貝」は特別な時間を提供してくれるでしょう。