東京都港区赤坂のコンチネンタル赤坂Vにある「わらやき屋 赤坂」は、地下鉄千代田線 赤坂駅の1番出口から徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線 赤坂見附駅からは徒歩約4分、東京メトロ南北線・銀座線 溜池山王駅からは徒歩約5分と、各線からのアクセスが良い場所に位置する土佐料理専門店です。店内は木が多く使われ、和風と洋風が融合した落ち着いた雰囲気が特徴。入口では黒い大波を思わせるオブジェが出迎えてくれます。
この店の最大の魅力は、豪快な藁焼き料理です。一本釣りで有名なカツオをはじめ、「土佐はちきん地鶏」や「土佐あかうし」といった高知の厳選食材を、800℃から900℃にも達する藁の炎で一気に焼き上げます。この高火力により、素材の旨みが凝縮され、藁特有の香ばしい燻香が加わります。特に名物の「かつをのわらやき塩たたき」は、オーダー率が非常に高い看板メニューとして知られています。分厚く切られたカツオを室戸の塩、わさび、にんにくで味わうのが土佐流の最も美味しい食べ方とされており、多くの利用者がその味と藁焼きのパフォーマンスに高い評価を寄せています。カツオ以外にも、黒毛和牛サーロイン、はちきん地鶏もも肉、厚切り牛タン、四万十ポーク、鯨、うつぼ、鰻、土佐鴨などの様々な食材が藁焼きで提供されています。野菜ではジャガイモ、茄子、アスパラ、魚介では帆立なども藁焼きで楽しめます。
藁焼き料理の他にも、土佐の味覚を堪能できる一品料理が豊富に揃います。土佐を代表する海産珍味である「どろめ」(いわしの稚魚)や「のれそれ」、かつをの酒盗、かつをユッケ、青さのりの天ぷら、うつぼの唐揚げ、きびなごの唐揚げなど、高知ならではの食材を使った料理を味わうことができます。サラダメニューもあり、青さのりと豆富のサラダや釜揚げしらすと葱の旨塩サラダなどが提供されています。また、高知県で親しまれているミレービスケットと燻しカマンベールを組み合わせたユニークなメニューもあります。価格帯は、名物 鰹のわらやき塩たたきが2,090円(税込)、黒毛和牛サーロインの藁焼きが4,950円(税込)、燻しカマンベールが1,089円(税込)、どろめが759円(税込)などとなっています。ディナーの平均予算は4,000円程度、宴会平均は3,800円程度です。
ドリンクメニューも充実しており、土佐料理に合う高知の地酒が多数取り揃えられています。中でも、高知県最古の酒造である西岡酒造とわらやき屋が共同開発したオリジナル日本酒「げに辛」は、鰹の藁焼き塩たたきとの相性を追求した淡麗辛口の逸品としておすすめです。その他、女性にも人気の高知県産の柚子や文旦を使った果実酒やソフトドリンクも用意されています。
座席は全88席あり、様々なシーンに対応できるレイアウトとなっています。大きな火柱を上げて藁焼きをする様子を目の前で見られるカウンター席は、ライブ感がありデートや一人利用にも人気です。テーブル席はご家族や友人との食事に適しており、人気のボックス席や落ち着いた空間のテーブル席があります。また、最大20名まで利用可能な座敷席や、少人数のグループに適したボックスシート、30名まで収容可能な個室としても利用できるテーブル席があり、会社の宴会やビジネスでの会食、女子会など幅広いシーンで活用できます。店全体の貸切も可能で、最大67名まで利用できるとのことです。
チャージ料として550円(税込)がかかりますが、コース利用の場合は不要です。クレジットカードや各種電子マネー、QRコード決済に対応しており、支払い方法も多様です。