新大久保駅から歩いてすぐの場所にある「駅前酒場」は、活気あふれる韓国の屋台をコンセプトにしたレトロな雰囲気の居酒屋です。店内に一歩足を踏み入れると、赤と青を基調とした空間に韓国語のメニューや電飾、ポスターが飾られ、まるで90年代の韓国にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。窓の外には駅や線路が見え、電車の往来を眺めながらゆっくりと過ごせるのもこのお店ならではの魅力です。
提供される料理は、本場韓国の屋台メニューを中心に50種類以上がラインナップされています。定番の韓国チキンやチヂミはもちろんのこと、最近韓国で話題の焼きプルコギやホルモン鍋といった本格的な料理まで幅広く楽しめます。さらに、韓国料理だけでなく日本のおつまみメニューも用意されており、多様なニーズに応える品揃えとなっています。中でもお店のおすすめとして挙げられるのは「韓国風いなり寿司(ユブチョバプ)」です。日本のいなり寿司とは異なり、味付けされた油揚げの中に酢飯を詰め、その上に色とりどりの具材をトッピングしたフォトジェニックな一品です。明太子エビ、プルコギ、チーズタッカルビなど、10種類もの豊富なバリエーションがあり、見た目も華やかな韓国風いなり寿司は「駅前酒場」以外ではなかなか味わえない逸品とされています。
ランチタイムにはお得なセットメニューも提供されており、韓国風いなり寿司をメインにしたセットでは、お好みのいなり寿司5つにミニうどん、日替わりおかず3品、サラダ、ソフトドリンクが付いてきます。手軽に様々な味を楽しめるため、ランチタイムにも多くの人が訪れます。
ドリンクメニューも充実しており、生ビールのほか、韓国焼酎やマスカット、桃、グレープフルーツ、ザクロなど10種類のフレーバーが揃うフルーツ焼酎、そして多様なマッコリが用意されています。特に「駅前酒場」オリジナルのフルーツビールは、ビールの苦みが抑えられており、普段ビールをあまり飲まない方でも飲みやすいと評判です。リンゴ、巨峰、グレープフルーツ、ザクロの4種類の味があり、価格は500円で提供されています。食事と合わせて様々なお酒を楽しむことができます。
店内は韓国の屋台をモチーフにしたテーブル席が中心となっており、賑やかな雰囲気の中で食事が楽しめます。個室の用意はないため、オープンな空間でワイワイと過ごしたい場合に適しています。年中無休で営業しており、ランチからディナーまで時間を問わず利用しやすいのも特徴です。新大久保駅からのアクセスが非常に良く、駅を出て1分ほどの距離にあるため、集合や解散にも便利です。日本にいながらにして韓国のレトロな雰囲気と美味しい屋台料理を堪能できる「駅前酒場」は、友人や家族、仕事仲間との食事など、様々なシーンで気軽に立ち寄れるスポットとして親しまれています。