東急東横線・東急大井町線の自由が丘駅正面口から徒歩約7分、落ち着いた住宅街にひっそりと佇む「rekishi no ichibu レキシノイチブ」。都会の喧騒から少し離れたこの場所に、隠れ家のような雰囲気を持つ大人の空間が広がります。店名には、「数あるお店の中から選んで足を運んでくださったお客様の、ほんの少しでも人生の良い思い出、つまり歴史の一部になれたら」という店主の温かい思いが込められています。訪れるお客様にとって、その時の時間や天気、季節までもが思い出の一部となるような、心に残る体験を提供することを目指しています。
この店の店主は、和食の名店として知られる「賛否両論」で料理長を務めた経歴を持つ実力派。日本の伝統的な和食の技法を大切にしながらも、洋食のテイストを取り入れた新しいスタイルの和食を提供しています。その料理は、旬の食材を惜しみなく使用し、素材本来の味を最大限に引き出す丁寧な仕事が光ります。特に、店主の茨城のご実家から届く無農薬で丁寧に育てられた新鮮な野菜は、料理に彩りと深みを与えています。旬の恵みを活かした料理は、訪れるたびに新しい発見と感動を与えてくれるでしょう。
提供されるメニューは、基本的にディナーのおまかせ懐石料理コースのみ。このコースでは、先付け、お椀、お造り、八寸、蒸し物、食事、デザートといった懐石料理の伝統的な流れに加え、個性的な「ハンバーガー(魚)」が組み込まれるなど、日本の伝統と革新が融合した独自の料理を堪能できます。コース内容は旬の食材の仕入れ状況によって変動するため、その時期ならではの味わいを楽しむことができます。コース料金は8,800円(税込)が中心ですが、サービス料が別途かかる場合や、予約サイトによって料金設定が異なる場合があります。ドリンクは、料理との相性を考えて厳選された日本酒、焼酎、そして意外にも和食と合うというワインなどが豊富に取り揃えられています。特にワインは品揃えにこだわりがあるようです。
店内は全12席のカウンター席のみで構成されています。オープンカウンター越しに店主の丁寧な仕事ぶりを眺めながら、ゆったりと流れる時間を過ごすことができます。落ち着いた空間で、大切な人と語らいながら食事を味わうのに最適です。個室の用意はありませんが、10名程度から貸切での利用も相談可能とのこと、プライベートな集まりにも対応してもらえます。
「レキシノイチブ」は完全予約制を採用しており、お客様一人ひとりに丁寧に向き合い、心のこもったサービスを提供することを大切にしています。記念日や誕生日といった特別な日のお祝いでの利用にも適しており、思い出に残る素敵なひとときを演出してくれます。支払い方法は、主要なクレジットカード(VISA、Master、AMEX、JCBなど)が利用可能ですが、電子マネーやQRコード決済には対応していない場合が多いようです。
自由が丘という土地で、確かな腕を持つ店主が手掛ける創意あふれる和食を、隠れ家のような空間でゆっくりと味わえる「rekishi no ichibu レキシノイチブ」。旬を活かした丁寧な料理と、店主の温かいおもてなしが、訪れる人々の心に刻まれ、また訪れたくなるような魅力を持ったお店です。