うまいもんと里の酒 びんちょろ 新橋店は、東京都港区西新橋に佇む、国産食材にこだわった「緑提灯の店」として知られる居酒屋です。新橋のオフィス街にありながらも隠れ家のような落ち着いた雰囲気を持ち、知る人ぞ知る名店として親しまれています。アクセスは、東京メトロ銀座線虎ノ門駅から徒歩約5分から7分、都営三田線内幸町駅からは徒歩約6分から10分、虎ノ門ヒルズ駅からも比較的近く、JR新橋駅からも徒歩圏内と複数の駅からアクセス可能です。周辺にはバス停も複数あり、様々な方面からの来店に便利です。
この店の最大の特徴は、店主自らが毎朝築地市場へ足を運び、その時期に最も状態の良い魚を仕入れていること。全国各地からもこだわりの食材を取り寄せており、氷見の鰤や関サバ、熊本の馬刺しなど、産地直送の新鮮で高品質な素材を堪能できます。これらの厳選された素材を使った料理は、素材本来の味を最大限に引き出した逸品ばかりです。魚料理に強いこだわりを持ちながらも、ランチタイムには手頃な価格で楽しめる丼ものも人気を集めています。特に名物となっているのが、サクサクの衣を保つために煮込まないスタイルで提供されるオリジナルのカツ丼です。他にも、鳥取県産大山地鶏を使ったとろふわの親子丼や、炙り国産豚肉と特製とろろの組み合わせが絶妙な炙り豚とろろ丼、数量限定のごま味海鮮丼など、バラエティ豊かな丼ものが揃います。ランチの平均予算は1,000円程度で、ボリュームも十分と評判です。
ディナータイムには、昼の顔とは異なり、落ち着いた雰囲気の中でじっくりと料理と酒を楽しむことができます。新鮮な天然鮮魚の刺身盛り合わせは、その日仕入れた最高の魚介を味わえるおすすめの一品です。他にも、北海道産辛子明太子やふんわり焼き上げた出汁巻き玉子、熊本県産霜降り馬刺しなど、酒の肴にぴったりの一品料理が豊富に揃っています。また、牛スジ大根八丁味噌煮込みや肉じゃがといった心温まる和食メニューから、長芋の素揚げや大山地鶏のから揚げといった揚げ物、羅臼産特大シマホッケなどの炙りものまで、幅広いジャンルの料理が提供されています。コース料理も用意されており、予算や好みに合わせた宴会が可能です。平均予算は7,000円程度で、仕入れ状況に応じて内容が変わるため、訪れるたびに新しい味に出会える楽しみもあります。お通し代として300円がかかります。
店内は総席数30席と決して広くはありませんが、アットホームで落ち着ける空間です。座席はカウンター席が8席、テーブル席が14席あり、テーブル席には仕切りが設けられているため、周囲を気にせず食事を楽しめます。また、掘りごたつ式の半個室も完備しており、5名から8名までの利用が可能です。少人数での飲み会や会食、接待など、様々なシーンに対応できます。全席喫煙可能ですが、ランチタイムは全面禁煙となっています。隠れ家のような雰囲気の中で、美味しい料理とこだわりの日本酒や焼酎を心ゆくまで堪能できる、まさに大人のための居酒屋と言えるでしょう。企業の重役や役員が「美味しいものを食べたい」と密かに訪れるという話もあり、その味は確かです。