JR阿佐ケ谷駅東口から歩いておよそ3分、東京メトロ丸ノ内線南阿佐ケ谷駅2b出口からは歩いておよそ4~5分の場所に位置する「孫ちゃん上海焼き小龍包酒場 阿佐ヶ谷店」は、阿佐ヶ谷パールセンター商店街にある中華居酒屋です。上海のローカルフードとして知られる熱々の焼き小籠包をはじめ、本格的な四川料理などを楽しむことができます。
このお店の看板メニューは何と言っても焼き小籠包です。カリッとした焼き目と、噛んだ瞬間に溢れ出すジューシーな肉汁が特徴で、多くの人が注文する人気の逸品です。単品では4個や6個での注文が可能で、価格はそれぞれ480円と720円(税込)となっています。ランチタイムには、定食にプラス料金で焼き小籠包2個と杏仁豆腐をセットにすることもできます。
焼き小籠包以外にも、多彩な中華料理を提供しています。特に四川料理に力を入れており、クミンなどのスパイスが香る東北地方の郷土料理である羊肉串も人気メニューの一つです。1本から気軽に注文できる羊肉串は、スパイシーな風味とラムの旨みが楽しめると評判です。また、中国重慶のローカルフードである鉄板焼魚「カオユ」もおすすめ料理として挙げられています。この料理は、炭火で炙った魚を辛味のあるスープで煮込みながら楽しむスタイルで、麻、辣、鮮、香が特徴とされています。約30種類もの漢方や唐辛子などのスパイスを長時間煮込んで作られたスープは、深みのある味わいが楽しめるとのことです。
メニューには定番の中華料理も豊富に揃っており、麻婆豆腐やエビチリソース、黒酢豚、油淋鶏などの一品料理をはじめ、チャーハンや麺類も提供しています。麺類では、辛さが選べる麻辣麺や担々麺が人気で、特に麻辣麺は野菜とひき肉たっぷりで旨みと辛さのバランスが良いと評されています。麺は刀削麺またはラーメンの麺から選ぶことができ、刀削麺はロボットが作っているというユニークな特徴もあります。
予算としては、ランチはおおよそ1000円程度、ディナーや宴会では2500円から3500円程度で楽しむことができるようです。手頃な価格で本格的な中華料理を味わえるとあって、日常使いから友人との食事、飲み会など様々なシーンで利用されています。
店内にはカウンター席とテーブル席合わせて50席から58席ほどの座席が用意されています。7名以上で利用できる個室もあり、グループでの食事や宴会にも対応可能です。お店の雰囲気はカジュアルながらも落ち着いており、女子会にも適しているという声もあります。
特別なサービスとして、2時間飲み放題付きのコースが複数用意されており、お店自慢の料理と合わせて楽しむことができます。また、焼き小籠包などの一部メニューはテイクアウトも可能です。卓上にはお店特製の豆板醤やラー油などが置かれており、味の変化を楽しむことができます。支払い方法については、PayPayでの支払いに対応しているようです。
様々なメディアでも話題になったことがあるとされる「孫ちゃん上海焼き小龍包酒場 阿佐ヶ谷店」は、名物の焼き小籠包を中心に、本格的な四川料理や多彩な中華料理をカジュアルな雰囲気の中で楽しめるお店として、地元の人々を中心に賑わいを見せています。溢れる肉汁の焼き小籠包やスパイス香る料理を求めて、多くの食通が訪れる価値のある一軒と言えるでしょう。