東京都板橋区清水町に位置する「串揚げ 穂卓」は、都営三田線板橋本町駅から徒歩およそ5分から6分ほどの、旧中山道から続く曙商店街の中に佇む隠れ家のようなお店です。落ち着いた和の空間が広がる店内は、間接照明の優しい光に包まれ、ゆったりと寛げる雰囲気を醸し出しています。カウンター席、テーブル席、そして掘りごたつ式の小上がり座敷があり、総席数は16席から18席ほど。お一人様から少人数での食事、家族や友人との集まり、さらには最大10名程度までの宴会や女子会、特別な記念日まで、様々なシーンに合わせて利用できる多様な座席が用意されています。個室はありませんが、貸切での利用も相談可能です。
このお店の最大の魅力は、職人が一つ一つ丁寧に揚げる華やかな串揚げです。厳選した国産食材を使用し、胃もたれしにくい上質な国産米油と極細のパン粉で軽やかに仕上げられた串揚げは、サクサクとした衣の食感と素材本来の旨みが楽しめます。定番から季節の素材を使ったもの、海老しそ巻きハーブタルタルや牛フィレ醤油麹漬け山葵、帆立タルタルいくらなど、一手間加えられた多彩な串揚げが揃います。単品は1本220円から提供されており、盛り合わせは3本10本といった種類があります。
串揚げと並ぶもう一つの看板メニューが、こだわりの釜炊きご飯です。名酒「八海山」の酒造が契約する農家から仕入れた南魚沼産コシヒカリを使い、注文を受けてから一つずつ丁寧に炊き上げられます。特に人気の「究極の玉子かけ御飯」は、トリュフの芳醇な香りが特徴で、他にも和風海鮮パエリアや五目御飯など数種類が提供されています。釜飯は炊き上がりまで30分ほどかかるため、早めの注文がおすすめです。
また、「串揚げ 穂卓」は信州十四豚を使った料理も提供しています。養命酒製造がプロデュースした信州十四豚は、抗生物質を使わずに育てられ、養命酒の原料となる生薬の残渣などを飼料に加えることで、柔らかく瑞々しい肉質が特徴です。この信州十四豚を使ったメンチカツや厚切りロース炙り焼き、自家製ソーセージなどもお店のおすすめとしてメニューに並びます。
串揚げや釜飯以外にも、新鮮な魚を使った御造り、滋養味噌風味のバーニャカウダ、和風ポテトサラダといった一品料理も充実しており、様々な料理を楽しむことができます。ドリンクメニューも豊富で、日本酒や本格焼酎を中心に、ワイン、カクテル、クラフトビールなどが揃えられています。日本酒はグラスやおちょこを選べるなど、お酒へのこだわりも感じられます。コース料理も充実しており、女子会コースや豪華旬菜コースなど、シーンや予算に合わせて選ぶことができます。飲み放題を付けることも可能です。
「串揚げ 穂卓」では、お客様に心地よく過ごしてもらうためのサービスも提供しています。お祝いや記念日での利用時には、バースデープレートやお祝いケーキ、メッセージの対応も可能です。また、無料Wi-Fiも完備されており、複数言語のメニュー(英語)も用意されています。お子様連れでの来店も歓迎しており、幅広い層のお客さんが利用しやすい環境です。2018年頃からは近隣の農家が作る都内産野菜も積極的にメニューに取り入れており、旬の新鮮な野菜を使った料理も楽しめます。過去には板橋区のにぎわい店舗大賞を受賞するなど、地域からも親しまれているお店です。