東京都台東区東上野に位置する「かんけり」は、「昭和下町だし酒場」をコンセプトにした、だしと鰻にこだわる隠れ家のような飲食店です。JR上野駅浅草口から徒歩約4分、東京メトロ銀座線および日比谷線の上野駅3番出口からはいずれも徒歩約3分と、アクセスしやすい場所にあります。JR御徒町駅や東京メトロ仲御徒町駅、都営大江戸線の上野御徒町駅、新御徒町駅からも徒歩圏内です。
店内に入ると、人情味あふれる昭和下町の雰囲気が迎えてくれます。実際に古民家で100年以上使用されていたという柱や梁を再利用し、木の温もりと畳の温かさを感じる、明るく清潔で落ち着いた空間が広がっています。入り口にはかわいらしいメダカがお客様をお出迎えするなど、「ただいま!で立ち寄れる昭和の食卓スタイル」を体現しています。オシャレで落ち着いた雰囲気は、様々なシーンで利用しやすい空間を提供しています。
料理の最大の特徴は、「だし」への徹底したこだわりです。だしマイスターの資格を持つオーナーが、良質な魚節や昆布を厳選し、毎日手作りでだしを取っています。この自慢のだしを使った料理は多岐にわたり、定番の煮びたしや揚げ出しはもちろん、「一番人気」として知られる昆布だし唐揚げなど、だしの風味を活かした創作料理を楽しむことができます。揚げ出しは各種748円(税込)、山芋わさび漬けは638円(税込)、漬けハラスは649円(税込)といったアラカルトメニューも豊富に揃っています。
また、「かんけり」は鰻料理にも力を入れています。年間100店舗以上の鰻店を食べ歩いたオーナーが選び抜いた国産稚魚うなぎは、「大きい」「やわらかい」「うまい」の三拍子が揃っていると評判です。だしの専門店ならではの「うなだし」料理も提供しており、うなだし茶漬けやうまきなど、だしと鰻の新しい組み合わせを堪能できます。
コース料理も用意されており、お酒と相性の良いだし料理を存分に楽しめる「だしコース」は3,850円(税込)で提供されています。季節限定の鍋コースもあり、「生モツ天然だし鍋コース」は3,998円(税込)、「東北おでんだし鍋コース」は3,278円(税込)で楽しめます。これらのコースは2名から予約可能で、プラス料金で2時間の飲み放題を付けることもできます。ディナーの予算は4,000円から5,000円台が目安となるようです。
ランチタイムは平日のみ営業しており、11:30から13:30まで(ラストオーダー13:00)こだわりのうなだしランチを提供しています。ランチメニューには、本格鰹削り節を使った鰹節だし定食(980円)、だしから定食(980円)、アジフライや唐揚げ、クリームコロッケが入ったミックスフライ定食(980円)などがあります。うな丼定食や銭だし茶漬けは1,980円、漬けマグロや漬け鮭ハラス、鯛ごま和えの3色海鮮丼である漬け3色丼も980円で提供されています(全て税込)。ランチの予算は1,000円前後で楽しめるとされています。テイクアウトも可能で、だしから揚げ弁当やしょうが焼き弁当、ハンバーグ弁当など複数のお弁当メニューを750円(税込)で提供しています。昭和のり弁は500円(税込)、お子様シニア弁当は450円(税込)と手頃な価格で利用できます。
席数は33席または34席との情報があり、様々なシーンに対応できる多様な座席が用意されています。掘りごたつ席が3席、テーブル席が3席あり、それぞれ14名までの利用が可能です。掘りごたつ席の一部はすだれで仕切ることで4名から14名まで利用できる半個室としても利用できます。お一人様でも気軽に立ち寄れるカウンター席は11席あります。座敷席も完備されています。最大40名までの貸切も可能で、宴会などにも対応しています。店内は全席禁煙ですが、店外に喫煙スペースが設けられています。
サービス面では、ネット予約に対応しており、主要なグルメサイトから予約が可能です。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など多様な支払い方法が利用できます。サービス料やお通し、チャージ料はかかりません。無料Wi-Fiや電源も利用でき、お子様連れでの利用も歓迎しておりお子様向けのお料理メニューもあります。また、車椅子での入店も可能なバリアフリーに配慮した設計となっています。英語のメニューも用意されており、海外からのゲストも安心して利用できます。スポーツ観戦も可能な空間として利用されることもあるようです。