東京都文京区湯島に位置する「絆屋」は、地下鉄千代田線湯島駅から徒歩わずか数分というアクセスしやすい場所にある居酒屋です。東京メトロ銀座線上野広小路駅や都営大江戸線上野御徒町駅、JR御徒町駅、JR上野駅からも徒歩圏内にあり、様々な方面から訪れることができます。特に湯島駅からは徒歩1分や2分と各サイトで案内されており、駅チカで利用しやすいのが特徴です。
この店は「酒匠 絆屋」とも称され、東北地方の郷土料理と豊富な日本酒を取り揃えている点が大きな魅力となっています。単なる居酒屋としてだけでなく、日本酒バーやおでんを提供する店としても知られています。東北の地酒は常時30種類から35種類以上という充実した品揃えを誇り、日本酒好きにはたまらない空間と言えるでしょう。季節ごとに仕入れられる旬の新鮮な魚介類は、刺身として提供され日本酒との相性が抜群です。オーナー自らが日曜日に釣りに出かけ、新鮮な魚を仕入れることもあるというこだわりも見られます。
料理の中でも特筆すべきは「湯島おでん」です。牛すじ出汁を使った甘めの特製出汁でじっくり煮込まれたおでんは、店の看板メニューの一つとして多くの人に親しまれています。特に大根やちくわぶは出汁がよく染み込んでいると評判です。おでん以外にも、青森の味を感じさせる黒く煮詰めたおでんや、やわらかいつくねに特製タレと黄身を絡めて味わう「特製つくね」、ルイベ風の馬刺し、ねぶた漬、焼き明太、いぶりがっこチーズ、鯖たく、豚バラ大根辛煮、イカ人参、牛タンといった東北各地の特色を活かした逸品がメニューに並びます。季節の野菜を使った料理も提供されており、訪れるたびに旬の味覚を楽しむことができます。
店内は全19席または20席のアットホームな空間で、カウンター席がメインとなっています。一人で気軽に立ち寄って日本酒と料理をじっくり味わうのにも適しています。少人数での利用はもちろん、15名から20名程度での貸切も可能とのことなので、宴会などにも活用できそうです。店内では野球観戦ができるという情報もあり、スポーツ観戦しながら一杯楽しみたいという方にもおすすめです。
予算はディナー帯で3,000円台から5,000円程度が目安となるようです。オンラインでの予約が可能で、クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)やPayPayなどのキャッシュレス決済にも対応しています。ただし、20歳未満の人の入店は同伴者を含めて不可となっていますので注意が必要です。営業時間は月曜日から金曜日は深夜まで、土曜日も営業していますが、日曜日と祝日は定休日です。
湯島の裏路地にひっそりと佇む隠れ家のような雰囲気も持ち合わせており、落ち着いた空間で東北の美味しい日本酒とそれに合う郷土料理、そして自慢のおでんを心ゆくまで堪能できる一軒と言えるでしょう。英語のメニューも用意されているため、海外からの利用者にも対応可能です。