東急東横線学芸大学駅西口から徒歩約2分というアクセス便利な立地に佇む「中華名菜 上海菜館」は、昭和34年創業の歴史を持つ町中華です。長年にわたり地域に根差し、地元の人々に愛されてきた温かな雰囲気が魅力の一つです。店内は改装されており、清潔感がありながらもアットホームで活気にあふれています。カウンター席とテーブル席があり、お一人様でも家族連れや友人同士でも気軽に利用できる空間です。
この店の特徴は、伝統的な中華料理の枠にとらわれない、創意工夫にあふれたメニューの数々です。聘珍楼など数々の名店で修行を積んだスタッフも加わり、料理の美味しさもさらに進化していると言われています。健康にも配慮しており、薬膳食材を取り入れた料理も提供しています。漢方で効能があるとされる豆鼓を使用した料理などもその一例です。
メニューは非常に豊富で、定番の麺類や定食から、ここでしか味わえない創作中華まで多岐にわたります。特に、東京都の餃子技術コンクールで2年連続入賞した焼き餃子は自慢の一品として人気を集めています。また、ピーナッツバターを隠し味に使った濃厚でコクのある担々麺「ザ・辛いそば」や、揚げネギとチャーシューが特徴の「上海ラーメン」も多くのファンを魅了しています。若者にも人気の「ネギマヨチャーシュー丼」や、テイクアウトも可能な「トロトロチャーシュー」など、幅広いニーズに応えるメニューが揃っています。創作料理としては、お客様のリクエストから生まれたという「焼きチーズ麻婆豆腐」があり、イタリアンの要素を取り入れたこの一品はワインとの相性も良いと評判です。ご飯ものには、ガーリック黒炒飯や石焼土鍋四川麻婆丼など、ユニークなメニューも見られます。定食メニューも充実しており、酢豚風ロース定食や大トロ信玄鳥唐揚定食などがあり、多くの場合、半ラーメンか半ワンタンが付いてきます。価格帯はランチがおおよそ1000円前後、ディナーは3000円程度で楽しめるとの声もあります。デザートには「学大一美味しい杏仁豆腐」と称される一品も用意されています。
座席はカウンター席とテーブル席を合わせて24席から26席ほどが利用可能で、にぎやかな雰囲気の中で食事が楽しめます。また、別館には個室「六文銭」があり、リーズナブルな料金で貸し切り利用が可能です。この個室はご宴会だけでなく、各種会合やパーティー、さらにはビデオ・DVDデッキや32インチテレビも完備されており、WBC観戦やDVD鑑賞にも利用できるほか、個展やギャラリー、レンタルルームとしても利用できる多目的なスペースとなっています。個室利用時には飲み物の持ち込みも可能という柔軟なサービスも提供されています。
きめ細やかなサービスもこの店の魅力の一つです。例えば、ご年配のお客様には塩分や油分を控えめに調理するなど、個別の要望にも可能な限り応じています。また、「少しずつ色々食べたい」というニーズに応えるため、半ラーメンや半チャーハン、半餃子といった半品メニューも用意されています。日替わりランチはSNSで発信されており、情報発信にも積極的に取り組んでいます。テイクアウトも可能で、自宅でも店の味を楽しむことができます。電子マネーや各種クレジットカード、QRコード決済にも対応しており、支払い方法の選択肢が広いのも利用しやすい点です。お客様への配慮が行き届いたアットホームな接客も、多くの人に長く愛される理由と言えるでしょう。