東京都港区西新橋に位置する炭火焼干物食堂 越後屋 玄白は、新橋、虎ノ門、内幸町、霞ヶ関といった複数の駅からアクセスしやすい場所にあります。例えば、東京メトロ銀座線 虎ノ門駅からは徒歩約4~5分、都営三田線 内幸町駅からは徒歩約3分、JR新橋駅からは徒歩約6分、東京メトロ千代田線 霞ヶ関駅からも徒歩約5分程度で到着可能です。この地域で働く人々を中心に、多くの人に利用されてきた食堂です。
この食堂の大きな特徴は、炭火で丁寧に焼き上げられた干物を中心とした日本の伝統的な食事を提供している点です。コンセプトは「江戸時代の食堂」とされており、どこか懐かしく温かみのある空間で食事が楽しめます。豊洲市場から仕入れられたこだわりの干物を、独自に開発した炭火焼機を使って焼き上げており、これにより魚の旨みが引き出され、皮はパリッと香ばしく、身はふっくらジューシーに仕上がると評判です。
ランチタイムには、20種類を超える豊富な種類の干物を使った定食が人気を集めています。定番のアジの開きやサバの塩焼きはもちろん、サーモンハラス干し、メヌケの西京焼き、銀だら西京焼きなど、様々な魚種の干物定食が提供されています。定食には、ふっくらと炊き上げられたご飯、懐かしさを感じる味噌汁、お新香が添えられており、バランスの取れた満足度の高い一膳となっています。ランチの予算は概ね1000円以内とリーズナブルで、手軽に美味しい干物定食を味わえるため、昼時には行列ができることも少なくありません。
ディナータイムには、ランチで提供される干物に加え、お酒との相性が良い一品料理や魚串なども豊富に揃います。昼とは異なり、より居酒屋としての側面が強まり、炭火で炙られたサつま揚げや、魚沼美雪ますの刺身、つぼ鯛の開き、帆立貝のバター醤油焼き、パリパリキャベツといったメニューも楽しめます。価格帯はディナーで3000円から4000円程度となっており、仕事帰りの一杯や複数人で訪れて様々な料理をシェアするのにも適しています。ドリンクメニューも充実しており、日本酒や焼酎、ビール、ハイボール、サワー類などが揃えられています。
店内は木を基調とした落ち着いた雰囲気で、リラックスして食事を楽しめる空間が提供されています。席数は約40席あり、一人でも気軽に利用できるカウンター席や、複数人での利用に適したテーブル席が用意されています。プライベートな空間はありませんが、広々とした空間は落ち着いて食事をするのに適しています。時間帯によっては活気があり、賑やかな雰囲気の中で食事ができることもあります。貸切での利用も相談可能です。
支払い方法については、各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX)やPayPayでの決済が可能ですが、電子マネーは利用できません。ランチタイムは予約を受け付けていませんが、ディナータイムは予約が可能です。テイクアウトに対応しているメニューもあります。
総じて、炭火焼干物食堂 越後屋 玄白は、炭火で焼き上げたこだわりの干物を中心に、日本の美味しい食事を手軽に楽しめる食堂兼居酒屋として、新橋・虎ノ門エリアで親しまれてきた存在と言えるでしょう。