東京都荒川区荒川に位置する「地酒と炭火焼のあぶりごろ」は、都電荒川線町屋二丁目駅から徒歩約1分または2分、東京メトロ千代田線町屋駅から徒歩約4分または5分、都電荒川線町屋駅前駅から徒歩約3分または5分、京成町屋駅からも徒歩約5分圏内と、複数の駅からアクセスしやすい立にあります。かつて八百屋だった場所に、西日暮里の人気店などで修行を積んだ店主が2020年7月にオープンしたこの居酒屋は、地酒と炭火焼をコンセプトとしています。
店内はモノトーンを基調とした清潔感のある落ち着いた空間で、肩ひじ張らずに和食と厳選された日本酒を楽しめる大人の隠れ家のような雰囲気です。総席数は16席で、オープンキッチンを望めるカウンター席が8席、4名掛けのテーブル席が2卓用意されています。お一人での利用はもちろん、夫婦や友人との語らい、仕事帰りのサク飲みなど、様々なシーンで利用しやすいでしょう。なお、個室やソファ席はありません。
料理の大きな特徴は、店名にも冠されている炭火焼です。特に、朝〆の新鮮な豚肉を使用したこだわりの串焼き(やきとん)は看板メニューの一つ。レバー、シロ、豚バラ、ハツ、つくね、かしらネギマなど、様々な部位の串焼きが提供されています。また、食べ応えがありながらもさっぱりと味わえる熟成牛タンのあぶり焼も人気のメニューです。炭火でじっくりと焼き上げることで、旨味を閉じ込めつつ香ばしく仕上げられています。炭の香りも五感で楽しめるのが炭火焼の魅力です。
炭火焼以外にも和食メニューが豊富に揃っており、手づくりメンチカツや、里芋の唐揚げガーリックバターあえ、雲仙ハムカツといった揚げ物、ヤミツキクレソンのワサビ醤油和え、カブとベビーコーンのマリネ、豚タンのたたき、炙りタラコとクリームチーズ、豚ハツのあぶりおろしポン酢など、趣向を凝らした一品料理も提供されています。季節の素材を使った天ぷらも、あぶりごろの隠れた看板メニューとして挙げられます。締めには、しゃけ、梅、すじこから選べるおにぎりや焼きおにぎりも用意されています。
ドリンクメニューでは、20種類近く揃うという全国各地から厳選された地酒が最大の魅力です。季節に合わせた「旬」の味わいを中心に、店主が厳選した様々な銘柄の日本酒が用意されており、町屋エリアでは一番の品揃えを目指しているとのことです。日本酒以外にも、アサヒ生ビールやレモンサワー、焼酎など、定番のドリンクも各種取り揃えられています。特に焼酎好きには、金宮ボトルのキープが可能な点も嬉しいポイントかもしれません。
「地酒と炭火焼のあぶりごろ」では、店舗のコンセプトに基づき、小さなお子様連れの方の入店やお酒を飲まない方の予約を断り、お酒をあまり飲まない方には2時間程度の利用をお願いするという特徴があります。これも、地酒と炭火焼をじっくりと楽しんでもらうための配慮と言えるでしょう。支払いは各種クレジットカードに対応しており、ネット予約も可能です。一部メニューはテイクアウトも可能となっています。ディナーの予算は、多くの情報源で3,000円から4,000円程度と示されています。
地酒と炭火焼、そして旬の素材を活かした和食を落ち着いた空間で楽しめる「地酒と炭火焼のあぶりごろ」は、都電沿いの隠れ家的な居酒屋として、食通や日本酒愛好家から注目を集めています。