千代田区神田須田町に位置する「ぼたん」は、明治30年頃創業の鳥すき焼き専門店です。戦災を免れた昭和初期の歴史ある建物をそのまま使用しており、東京都の選定歴史的建造物、千代田区景観まちづくり重要物件にも指定されています。趣のある空間で、創業以来変わらぬ味を提供し続けています。
アクセスは、東京メトロ丸ノ内線 淡路町駅A3番出口、都営新宿線 小川町駅A3番出口よりそれぞれ徒歩約2分と駅からの距離が近く、アクセスしやすい立地です。東京メトロ銀座線 神田駅6番出口からは徒歩約5分、JR各線 神田駅東口、秋葉原駅電気街口、御茶ノ水駅聖橋口からも徒歩圏内(それぞれ徒歩約7分程度)です。 駐車場は完備されていないため、近隣のコインパーキングを利用する必要があります。
「ぼたん」の最大の特徴は、明治時代より一筋に守り続ける鳥すき焼きです。 ガスを使わず、今もなお備長炭と鉄鍋を用いて調理しており、鳥一羽それぞれの肉の旨味を引き出した伝統の味が堪能できます。 使用する鶏肉は、その日の朝に捌かれた千葉県産の錦爽鶏で、煮込んでも硬くなりにくいのが特徴です。 具材にもこだわりがあり、甘みが増す埼玉産のネギや、独自の製法で作られた神田「越後屋」の豆腐、黄身を箸で持てるほどの新鮮な「オレンジ卵」などが使用されています。
メニューの中心は「鳥すきやき(御飯・果物付)」で、一人前9,000円(税込)です。 この鳥すき焼きは人数分の注文が必要です。鳥肉のお替りは大(3,000円税込)、中(2,100円税込)があります。 鳥すき焼き以外にも、「すのもの」(800円税込)、「玉子やき」(800円税込)、「立田あげ」(1,000円税込)といった一品料理も提供されています。 また、お持ち帰り用として人気の「鳥そぼろ」(1,000円税込)もあります。 ランチタイムには、すき焼きの割り下を調整した「親子丼」(1,700円税込)や、持ち帰りでも人気のそぼろを使った「そぼろ丼」(1,300円税込)がランチ限定メニューとして提供されることもありますが、すき焼きの予約状況によっては提供されない場合もあります。 これらのランチメニューには、新香、ささみ低温調理吸い物、果物が付きます。
座席は全席座敷席となっており、総席数は100席です。 個室も用意されており、5名から利用可能です。 4名以下の場合は日本橋店が案内されることがあります。 大広間もあり、最大50名までの利用が可能で、宴会などにも対応しています。 座椅子も用意されていますが、数に限りがあるため、必要な場合は事前に確認が必要です。
特別なサービスに関する情報は、一般的に提供されているサービス以外の特筆すべき情報は見受けられませんでした。