国分寺駅南口から徒歩約1分の場所に位置する「国分寺煮込本舗 次男 申喰゛楽(もぐら)」は、100人中98人が迷うとも言われる隠れ家のような雰囲気が特徴の居酒屋です。入口は高さ1メートルほどと低く、腰をかがめて入るスタイルがもぐらの気分を演出しています。店内は細長く延びており、アットホームで落ち着いた空間が広がります。店内に足を踏み入れると、コの字型の大きなカウンターと、その前に並ぶ大鍋が目に飛び込んできます。これは、「お客様とコミュニケーションを取りたかった。温かい料理を目の前で『これ食べたい』と言ってもらえる店にしたかった」という店主の思いが形になったものです。 10席あるカウンター席では、スタッフとの距離が近く、一人でも気軽に楽しめる空間となっています。
名物は、大鍋でじっくりと煮込まれた3種類の煮込み、「牛すじ煮込み」、「肉豆腐」、「もつ煮込み」です。それぞれ380円(税込418円)で提供されており、どれもボリューム満点で、少し濃いめの味付けがお酒によく合います。牛すじ煮込みは国産牛すじと極厚大根を4時間以上煮込んだサッパリ塩味風、肉豆腐は国産和牛を関東甘辛スキヤキ風に仕上げており、溶き卵で絡めて楽しめます。もつ煮込みは群馬県産朝挽きの豚シロを出汁味噌で煮込んでいます。カウンター席からは、大鍋で煮込まれる様子や、器から豪快に盛り付けられるライブ感を味わうことができます。また、これらの煮込みをご飯にかけた「もつ煮飯」、「牛すじ飯」、「肉豆腐飯」も各500円(税込550円)で提供されており、シンプルながらも満足感のある逸品です。ご飯をうどんに変更することも可能です。
メニューは煮込み料理以外にも豊富に揃っており、特に日本酒の品揃えは都内最大級を誇ります。北は北海道から南は鹿児島まで、全国各地から厳選された200種類以上の地酒を常備しており、日本酒好きにはたまらないラインナップです。人気の「十四代」、「飛露喜」、「而今」といった希少な銘柄も楽しむことができます。日本酒は380円(税込418円)から提供されています。また、日本酒が苦手な方のために、こだわりの果実酒も豊富に用意されています。ドリンクメニューには、SUNTORYの「超神泡」ザ・プレミアムモルツ生(693円 税込)なども見られます。
料理は旬の食材や仕入れ状況によってほとんど毎日日替わりで提供されており、季節を感じられる美味しい料理を楽しむことができます。豊洲直送の鮮魚を使った刺身や、48時間熟成自家製鶏ハムと梅肉のチョレギサラダ(913円 税込)、自家製お漬物(528円 税込)などがあります。コース料理も用意されており、例えば平日限定のお得なコースでは、厳選日本酒10種を含む3時間飲み放題に、鮮魚の刺盛りやお肉など全7品が付いて5,500円(税込)といったプランがあります。他にも、2.5時間飲み放題付きのコースや、もつ鍋が付いたコースなど、様々なニーズに対応したコースがあります。コース内容は、日替わりおばんざい、サラダ、鮮魚、肉料理、選べる煮込み、揚げ物、〆の麺類、一口アイスなどが含まれることが多いようです。
座席は、名物の大鍋を目の前に楽しめるカウンター席が10席あります。その他、ボックスタイプのテーブル席や掘りごたつ式のテーブル席があり、様々なシーンで利用できます。また、女子会やママ会、合コンなどにも利用できるおしゃれな雰囲気の個室も完備されています。個室は8名から20名まで利用可能で、呼び鈴の代わりに紐を引くとスタッフに知らせるユニークな仕組みが導入されています。店内には壁一面に日本酒のラベルが貼られており、見ているだけでも楽しめます。裸電球の優しい光が灯る店内は、古き良き空間を演出し、ゆったりとくつろげる雰囲気です。リピーターも多く、料理や日本酒の豊富さ、落ち着いた雰囲気が好評を得ています。学生の利用は遠慮いただいているようです。お会計にはPayPayが利用可能です。