広島県廿日市市宮島町にある「焼がきのはやし」は、宮島港から徒歩約8分の表参道商店街に位置する牡蠣料理専門店です。全国で初めて焼き牡蠣を一般向けに提供したお店とされており、創業から70年以上の歴史を持つ焼き牡蠣発祥の店として知られています。店頭では殻付きの牡蠣を焼く香ばしい匂いが漂い、観光客で賑わいます。休日は行列ができるほどの人気店ですが、総座席数は86席あり、比較的回転は早いとされています。店内はテーブル席と座敷席が用意されており、奥行きのある町家造りも特徴の一つです。座敷席は中庭に面しています。個室も利用可能です。
提供される牡蠣は、ミネラル豊富な地御前かきの中でも、特に質の高い3年物を使用しています。 この地御前かきは、水産庁長官賞や天皇杯(水産部門)など数々の受賞歴を持つブランド牡蠣であり、清浄海域で育まれています。 「焼がきのはやし」では、このこだわりの牡蠣を一年を通して生で提供しており、安心して味わうことができます。
看板メニューである「焼がき」は、創業者が漁師料理の浜焼きをヒントに考案したもので、牡蠣本来の旨味を最大限に引き出すため、注文を受けてから丁寧に焼き上げられます。 殻の中で蒸し焼きにすることで旨味が凝縮され、口いっぱいに濃厚な風味が広がると評判です。 価格は焼がき3個で1,500円(税込)です。生がきは4個で1,700円(税込)、2個で900円(税込)で提供されています。 また、かきフライやカキの大根おろし酢醤油和え、かきめしなどの一品料理も充実しています。 定食メニューもあり、「いつくしま定食」は生がき、かきフライ、かきめしを一度に楽しめる人気のメニューで、3,500円(税込)です。 その他の定食には、かきフライとあなごめしを楽しめる清盛定食(3,700円 税込)や、焼きがき、生がき、かきフライ、かきめしと牡蠣尽くしのカキ三景定食(3,700円 税込)があります。 かきめしはプラス650円であなごめしに変更することも可能です。 牡蠣料理以外にも、あなごめしや小イワシの唐揚げなどもメニューにあります。 ドリンクメニューには広島の地酒やワイン、焼酎などが揃えられています。
テイクアウトは事前の予約が必要で、即時の対応はしていません。 店内では無料Wi-Fi(ソフトバンク)が利用可能です。 支払いはクレジットカード(VISA、MASTER)とPayPayが利用できます。 宮島観光の際には、焼き牡蠣発祥の店で新鮮な地御前かきを様々な料理で味わうことができる「焼がきのはやし」は、多くの観光客に人気のお店です。