京都市右京区花園伊町に位置する「竹とり」は、JR山陰本線（嵯峨野線）花園駅から徒歩約2分とアクセスしやすい場所にあります。築100年以上の京町家を改装した趣のある建物で、店内は重厚な梁が残りつつも、竹のフローリングや土壁といった自然素材が使われ、落ち着いた空間が広がっています。床下にはマイナスイオンを発生するとされる竹炭が敷き詰められているという特徴もあります。古き良き日本の情緒を感じさせる空間で、ゆっくりと食事の時間を過ごせるでしょう。
この店の最大の特徴は、自社ブランドである「七谷地鶏」と「七谷鴨」を味わえることです。亀岡の自然豊かな直営農場で、120日間完全放し飼いで育てられた七谷地鶏は、身が引き締まり深い味わいが特徴とされています。また、七谷鴨も提供しており、こだわりの鴨料理も楽しめます。毎朝お店で捌いているため、朝引きならではの新鮮な地鶏を刺身やタタキ、白子といった希少部位でも堪能できます。
メニューの中心は、自家製竹炭で炙る焼き鳥です。強い火力で焼き上げることで、表面はカリッと香ばしく、中はしっとりとした食感に仕上がるとのことです。ももや三角、背肝など様々な部位を1本から注文できるため、食べ比べを楽しむのもおすすめです。その他にも、七谷地鶏を使った逸品料理や、地鶏のすき焼き鍋、七谷鴨を味わえるコース料理などが用意されています。特に人気のメニューとして、濃厚な卵黄を絡めて味わう卵黄タレつくねが挙げられます。コース料理は、竹とりコースや花園コース、七谷コースなどがあり、3600円程度から用意されているようです。これらのコースに別途料金を支払うことで、飲み放題を付けることも可能です。ドリンクは、選りすぐりの地酒や梅酒などが取り揃えられています。
店内には様々なタイプの座席が用意されています。1階にはカウンター席とテーブル席があり、お一人様や少人数での利用に適しています。2階にはお座敷席があり、2名から利用可能な少人数用の座敷席や、襖を閉めることで個室としても利用できる席があります。大人数での利用にも対応しており、2階フロアを貸切で利用することも可能です。全体の席数は50席程度で、個室は8名から30名まで対応可能とされています。落ち着いた雰囲気の中で、様々なシーンに合わせて利用できるでしょう。店舗の裏には駐車場も4台分完備されています。
営業時間については、月曜日、火曜日、木曜日から日曜日のディナータイム（17:30～22:30、ラストオーダー22:00）に営業しています。水曜日が定休日ですが、都合により営業する場合もあるようです。ランチ営業は行っていません。支払い方法としては、各種クレジットカード（VISA, Mastercard, Amex, Diners, JCB）や電子マネー（交通系IC, iDなど）、QRコード決済（PayPay, d払い, au PAYなど）が利用可能です。サービス料として、お一人様につきお通し代がかかります。テイクアウトも一部対応しているようです。
