京都市中京区木屋町通御池上ル上樵木町に位置する「温石 左近太郎 本店」は、幕末より栄えた上木屋町界隈に佇む京町家を改装・復元した趣のある日本料理店です。京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅2番出口から徒歩約3分、京阪本線三条駅からは徒歩約4分とアクセスしやすい立地です。阪急京都線京都河原町駅からも徒歩約15分でアクセス可能です。 駐車場はありません。
築100年の元料理旅館をリノベーションした店内は、伝統的な数寄屋造りの京町家の趣を残しつつ、モダンな要素も取り入れた空間となっています。床の間が設えられた純京都風のお座敷個室や、テーブル席、掘りごたつ席など、様々なタイプの個室が全10種類用意されており、2名から最大30名まで利用可能です。高瀬川に面した部屋からは、春には美しい桜並木を眺めることができ、特に人気があります。接待や顔合わせ、記念日といった特別な日の食事はもちろん、家族や友人との会食、ビジネスでの利用、さらには最大34名までの貸し切りでの利用も可能です。
「温石」という店名は、修業中の禅僧が寒さと空腹をしのぐために懐に入れた温めた石に由来しており、来店客の心を温められるような店でありたいという想いが込められています。料理は、京都の伝統に裏打ちされた技術を基に、旬の魚介や京都の伝統野菜、国産牛などを要所に使った和洋折衷の創作会席料理を提供しています。目にも美しい盛り付けで、五感で楽しめる料理が特徴です。
メニューはコース料理が中心で、季節ごとの旬の食材を活かした様々なコースが用意されています。ランチタイムは前日までの予約制で、平日限定や土日祝限定のコースなどがあります。ランチ、ディナーともに利用できるコースや、飲み放題付きのコースも提供されています。コース内容は時期によって異なりますが、あるコース例では、前菜、向付(お造り)、油物、冷し鉢、メインに亀岡牛を使ったすき鍋、食事に国産うなぎ飯、甘味などが含まれています。名物料理の一つとして、新鮮なすっぽんを使ったすっぽん鍋や、鯛の甘みと特製ごまだれ、出汁が特徴の〆の鯛茶漬けも人気です。ドリンクメニューには、京都の酒造を中心に厳選された日本酒をはじめ、ビール、ワイン、焼酎、果実酒、ソフトドリンクなど、幅広い種類が揃っています。
特別なサービスとして、15名以上の利用で幹事1名分の料金が無料になるクーポンが提供されている場合があります。また、顔合わせや子供の成長祝いなど、特別なシーンでの利用にも配慮しており、子供向けのお食事も要望に応じて用意可能です。