大阪市北区西天満、昭和ビル本館1Fに位置する「テータティーハウス」は、都会の隠れ家のような雰囲気を持つ紅茶専門店です。SNSでも話題になることが多く、多くの紅茶ファンに親しまれています。京阪中之島線の大江橋駅5番出口からは徒歩約9分、JR東西線の北新地駅11-41出口からは徒歩約11分と、主要な駅から徒歩圏内にありながら、落ち着いた環境でゆったりとした時間を過ごすことができます。
店内はカウンター席のみとなっており、席数は全部で8席とこぢんまりとしています。席数が限られているため、静かで穏やかな空間が保たれており、一人で読書をしたり、大切な人と語らったりするのに最適です。木を基調とした温かみのある内装には、ユニークな手書きイラストが描かれた茶葉の袋が飾られているなど、お店のこだわりと個性があふれています。
テータティーハウスの最大の魅力は、その名の通り紅茶の豊富な品揃えにあります。常時50種類以上の紅茶を取り扱っており、日本の水質に合わせて特別にブレンドされた上質な一杯を提供しています。定番のストレートティーはもちろん、香り豊かなフレーバーティーやハーブティーなど、幅広いラインナップの中からその日の気分にぴったりの一杯を選ぶ楽しみがあります。特に、贅沢にたっぷりの茶葉とミルクを使って丁寧に淹れられたロイヤルミルクティーは、濃厚な味わいが評判の人気メニューです。
テータティーハウスならではのサービスとして知られているのが「モアティー」です。これは、ホットの紅茶を注文すると、様々な種類の紅茶を少量ずつ、お代わりとして提供してもらえるというユニークなスタイルです。「わんこそば形式」と形容されることもあり、一杯飲み終えるごとに次々と異なるフレーバーや種類の紅茶が登場するため、訪れるたびに新しい紅茶との出会いが楽しめます。このモアティーを目的として来店するお客様も少なくありません。
紅茶と共に楽しめる軽食やスイーツも提供しています。かつては紅茶豚を使用したホットサンドセットが夜メニューに登場し、好評を得ていたようです。スイーツメニューには、イチゴクレープやジュエルヨーグルトパフェ、紅茶とほうじ茶のドルチェなどがあり、価格帯は2,000円台後半と少し特別な日のデザートとしても選ばれています。また、注文を受けてから丁寧に焼き上げられるホットケーキも人気の一品です。サクッとした外側とふんわりとした内側のコントラストが楽しめます。メニューの詳細については、お店への電話での問い合わせが推奨されています。
予算の目安としては、ランチタイムは1,000円から1,500円程度、ディナータイムは2,000円から3,000円程度とされています。営業時間は水曜日から土曜日が午後2時から午後8時(ラストオーダー午後7時30分)、日曜日は午後2時から午後7時(ラストオーダー午後6時30分)です。月曜日と火曜日は定休日となっています。専用の駐車場はなく、バリアフリー設備もありませんが、VISA、Mastercard、American Expressなどのクレジットカードでの支払いが可能です。
西天満の落ち着いたエリアで、質の高い紅茶とユニークなサービスを体験できるテータティーハウスは、日々の喧騒を忘れてリラックスしたい時や、様々な紅茶をじっくりと味わいたい時に訪れたい一軒です。