大阪府茨木市竹橋町に位置する「雁飯店」は、本格的ながらも親しみやすい中華料理を提供する老舗として地元で長く愛されています。阪急京都本線茨木市駅からは徒歩約3分から4分とアクセスが良好で、店舗専用駐車場が4台分完備されているほか、提携の茨木市駐車場も利用可能なため、電車でも車でも訪れやすい立地です。
1969年に創業した雁飯店は、半世紀以上にわたり「食いだおれのまち」大阪で暖簾を守り続けています。特に名物として知られるのが「雁飯店の餃子」で、この餃子は2019年に大阪府が認定する「大阪産(もん)名品」に選ばれています。国産豚ミンチと国産白菜を中心に厳選された素材を使用し、オランダ産高級ラードで混ぜ合わせた餡を、大阪伝統とされる両端を少し開いた「大阪包み」で一つずつ手包みしています。肉感たっぷりで皮は少し厚めながらも、焼き上げに高級ラードを使うことで、油っぽさを感じさせず何個でも食べられる軽い仕上がりになっていると評判です。この餃子は店内での焼き餃子のほか、贈答用にも最適な冷凍生餃子としても販売されており、ふるさと納税の返礼品にも選ばれるなど、茨木市を代表する味として広く認知されています。
雁飯店では、名物の餃子だけでなく、ランチタイムから80種類以上の一品料理を提供しており、予約なしでも気軽に本格中華を楽しむことができます。かつては茨木市の「安威川ダムカレー」提供店舗の一つとして、鶏がらスープと本格的な肉のスープをブレンドした中華料理店ならではのカレーを提供していた時期もありました(現在は販売休止中)。メニューのボリュームが多いことでも知られており、一人でお腹いっぱいになるのはもちろん、複数人で様々な料理をシェアして楽しむのもおすすめです。ランチの平均予算は1000円程度、ディナーは2000円から3000円程度で本格中華を堪能できるとされています。人気のメニューには、関西テレビ「ちゃちゃ入れマンデー」で紹介された特製ニラ丼や、以前テレビで紹介された中華ポテトなどがあります。これらの料理はテイクアウトも可能で、汁物以外のほとんどのメニューを持ち帰ることができます。
店内は、1階にホール席と座敷席、2階にも広間があり、総席数は130席と比較的広々としています。特に2階は88席あり、30名用と40名用の部屋として利用可能なため、大人数での宴会や会食にも対応可能です。1階の座敷も30席あります。円卓の座敷もあり、中華料理ならではの雰囲気で食事を楽しむことができます。個室としても利用できるスペースがあり、様々なシーンで活用できます。店内は全席禁煙ですが、店外に喫煙スペースが設けられています。
支払い方法としては、QRコード決済(PayPay、d払い、au PAY、メルペイなど)に対応しています。クレジットカードは利用できません。予約は可能で、大人数での利用を検討している場合は電話での相談も受け付けています。新型コロナウイルス感染症対策として、入店時の検温や消毒液の設置、席ごとの仕切り、非接触型決済の推奨など、様々な取り組みが行われています。
雁飯店は、阪急茨木市駅からほど近く、地元で長年愛されるボリューム満点の本格中華料理店です。名品の餃子をはじめ、豊富なメニューとゆったりとした座席で、様々なシーンで美味しい中華を楽しむことができるでしょう。