大阪府大阪市北区大淀中1-8-26に位置する「かがやきキッチン」は、JR大阪駅中央口や阪急梅田駅茶屋町口から徒歩でおよそ10分というアクセスの良い場所にあります。JR大阪駅からは約600メートル、梅田スカイビルの裏手に位置しており、阪急中津駅やOsaka Metroの各駅からも徒歩圏内と、仕事帰りやショッピングのついでにも立ち寄りやすい立地です。見た目はバールのような雰囲気も持ち合わせていますが、中身は高知の魅力が詰まった居酒屋、またはダイニングバーといった趣です。高知の食材や地酒に深い愛情を持つ店主が営むこの店は、「かがやきダイナー」の2号店としても知られています。
お店の最大の魅力は、高知県から直送されるこだわりの食材を活かした料理の数々です。中でも、注文を受けてから目の前で「わら」を使って炙る「ワラで炙ったカツオの塩たたき」は、訪れたらぜひ味わいたい看板メニューです。藁で炙ることでカツオ独特の生臭さが消え、香ばしい風味と旨味が引き出されます。シンプルに厳選された塩でいただくのが定番ですが、店主の実家で作られたゆずを使った自家製ゆず酢でさっぱりと、あるいはわさびだけで素材の味をじっくりと楽しむなど、様々な食べ方でその美味しさを堪能できます。
藁焼きのカツオ以外にも、高知の豊かな恵みを感じさせるメニューが豊富に揃います。高知県宿毛港から直送される鮮魚を使ったお刺身盛り合わせは、新鮮さはもちろんのこと、関西ではあまりお目にかかれない珍しい魚種が登場することもあり、訪れるたびに新たな発見があります。また、高知県産の野菜をシンプルに炙った「高知野菜の焼き盛り」は、素材本来の甘みや風味を味わえる人気の品です。さらに、全国的にも珍しいウツボの唐揚げや、カツオを使ったユニークなカツオハンバーグ、高知県産しらすのアヒージョ、ジューシーな四万十鶏のもも肉塩焼きなど、高知ならではの食材を使った多彩な料理が楽しめます。〆にはお魚茶漬けや、デザートに高知のアイスクリンといったメニューも用意されています。
ランチタイムは平日の月曜日から金曜日まで営業しており、11時30分から13時30分まで(ラストオーダー13時00分)利用可能です。ランチメニューには、ボリューム満点の唐揚げ丼や、新鮮な魚のお刺身と野菜の天ぷらがセットになった高知の郷土料理「はちきん」をイメージした定食、ヘルシーなサラダチキン定食などがラインナップされています。価格帯としては、ランチがおおむね1,000円以下、ディナーがおおむね3,000円から4,000円程度で、高知の美味しい料理を気軽に楽しめる価格設定となっています。
店内はカウンター席とテーブル席があり、合計34席または50席ほどの広さがあります。落ち着いた雰囲気で、友人や同僚との食事、一人での利用など様々なシーンに対応できそうです。残念ながら個室はありません。予約は可能で、特に週末や混み合う時間帯は予約をして訪れるのがおすすめです。ただし、2名での予約の場合はカウンター席やハイテーブル席への案内となる場合があるためご注意ください。また、10名以上のまとまった人数で予約する際は、来店希望日の1日前までには予約を済ませておく必要があります。
喫煙については、全席で可能ですが、利用可能なのは電子タバコのみで紙タバコは不可とされています。特別なサービスに関する具体的な情報は確認できませんでした。高知の新鮮な食材を使った藁焼きや郷土料理、そして地酒を味わいたい方にとって、「かがやきキッチン」は大阪・大淀エリアで魅力的な選択肢となるでしょう。