阪急各線十三駅の東口から徒歩約2分という、アクセスしやすい場所に位置する「旬味 いやさか」は、喧騒を離れた隠れ家のような雰囲気を持つ日本料理店です。十三戎神社からもほど近く、落ち着いた空間でゆったりと食事の時間を過ごすことができます。
このお店の大きな特徴は、漁師から直送される新鮮な旬の魚介類を堪能できる点にあります。店主が自ら目利きしたという海の幸は、口に運んだ瞬間にその鮮度の違いを感じられると評判です。お造りの盛り合わせは特に人気で、来店した多くの人が注文する一品とされています。伊豆産の金目鯛や岩手産のどぐろなど、産地にもこだわった鮮魚を提供しており、焼き物、煮魚、あら煮といった様々な調理法で味わうことができます。また、季節ごとの旬の食材を活かした創作和食も得意としており、訪れるたびに新しい味覚との出会いがあるでしょう。
メニューには、旬の魚介を使った逸品のほか、季節素材のおばんざいや酒肴も豊富に揃っています。明石蛸の酒盗石焼きや、いたや貝の酒盗炒めといった個性的な一品料理から、大根の唐揚げやサバとアンチョビのポテトサラダなど、定番ながらも趣向を凝らしたおばんざいが楽しめます。鍋料理も充実しており、冬の味覚であるてっちりやクエ鍋といった高級魚を使ったものから、ブリしゃぶ、黒毛和牛、あんこうなど、様々な種類が用意されています。コース料理も提供されており、「いやさかコース」をはじめ、季節の会席風コースや飲み放題付きのコースなどがあり、接待や会社の宴会、家族での食事といった様々なシーンに合わせて利用できます。アラカルトメニューも充実しているため、好みに合わせて自由に選ぶことも可能です。
ドリンクメニューの中でも特筆すべきは、日本全国から厳選された地酒が常時30種類以上揃っていることです。料理との相性を考えながら選ばれた日本酒は、旬の味覚を一層引き立てます。日本酒好きにはたまらない品揃えで、様々な銘柄を飲み比べる楽しみがあります。ビールやチューハイなども用意されています。
店内は、落ち着いた照明としっとりとした和の空間が広がり、日常の疲れを忘れさせてくれるような居心地の良さがあります。座席は、ライブ感を楽しめるカウンター席や、ゆったりと寛げるテーブル席があります。特に人気の高い掘りごたつ式の完全個室は、最大10名から12名まで利用可能で、周囲を気にせずプライベートな時間を過ごすことができるため、接待や特別な日の食事、大人数での宴会におすすめです。個室は予約が推奨されています。
価格帯については、コース料理は4,400円(税込)から用意されており、てっちりコースは6,050円(税込)、クエ鍋コースは8,800円(税込)などがあります。アラカルトメニューの価格も比較的手頃なものが多く、例えば明石蛸の酒盗石焼きは840円(税込)、おばんざいは500円(税込)から提供されています。予算としては、通常の利用で4,000円程度を想定しておくと良いでしょう。
サービス面では、ネット予約に対応しており、手軽に予約が可能です。また、かつて日本酒ゴーアラウンドというイベントに参加した際には、特定の条件でお造り盛り合わせを注文した際に日本酒がサービスされるといった企画も行われていたようです。店舗側からの特別なサービスに関する詳細な情報は限られますが、お客様がリラックスして食事を楽しめるような配慮が感じられるお店です。全体として、旬の味覚と豊富な地酒を落ち着いた空間で楽しむことができる、十三エリアで人気の和食居酒屋と言えるでしょう。