大阪メトロ御堂筋線東三国駅から徒歩約1分、東三国駅4番出口からは徒歩約0分と、駅から非常に近い場所に位置していた真柄珈琲 茶論。JR東淀川駅からは徒歩約7分、JR新大阪駅からも徒歩約10分圏内でした。この店舗は、30年にわたり培われたハンドドリップコーヒーの専門知識と技術を持つ店として知られていました。オーナーが6歳から独学で磨き上げたという唯一無二のハンドドリップ抽出技術が特徴で、一杯のコーヒーを通じて訪れるすべての人に「癒し」「元気」「幸せ」を届けることをコンセプトにしていました。
提供されるコーヒーは、「本物」にこだわり抜いたスペシャルティコーヒーが中心でした。コーヒー豆を新鮮な生鮮食品と考え、注文を受けてから焙煎しパッケージを行うという徹底ぶりで、豆が最も美味しく飲める時期に味わってもらうことを大切にしていました。これにより、本物のコーヒーに出会った際の驚きや感動を提供することを目指していました。
メニューには、こだわりのハンドドリップコーヒーはもちろん、訪れた人々の口コミからはホットコーヒーと共に楽しまれたサバ味噌チーズトーストや、甘さ控えめのガトーショコラといった具体的なメニューの名前も挙がっています。価格帯としては、ランチ利用時や全体の平均予算として1000円から1999円程度で利用できることが多かったようです。
店内の総席数は18席で、カウンター席が設けられていました。個室や座敷、掘りごたつ、ソファ席、テラス席といった席タイプはなく、コンパクトながらも落ち着いた空間でコーヒーをゆっくりと味わえる雰囲気でした。貸切での利用も可能でした。なお、店内は全席喫煙可となっていました。
真柄珈琲 茶論の特別なサービスとして特筆されるのは、実践的なコーヒー教室です。ハンドドリップ未経験の初心者から、技術向上を目指すプロ、さらにはカフェ開業を志す人まで、それぞれのニーズに合わせた多様な講座が用意されていました。特にカフェ開業希望者向けの講座では、永久サポートが付いている点も特徴でした。また、店舗で提供されるこだわりのコーヒー豆は、オンラインショップを通じて購入することも可能でした。支払い方法に関しては、主要なクレジットカード各種やPayPay、LINE PayなどのQRコード決済が利用でき、支払いにおける利便性も確保されていました。駐車場は完備されておらず、バリアフリー設備もありませんでしたが、TVやプロジェクターは利用可能でした。
真柄珈琲は、もともとコーヒー教室からスタートし、2022年10月にこの東三国に喫茶店としてオープンしましたが、事業拡大に伴い、2025年2月をもってこの東三国の店舗での営業を終了しました。