大阪府羽曳野市白鳥に店を構える「宮崎地頭鶏料理と肴の店ゆたか」は、近鉄南大阪線古市駅からほど近く、徒歩約3分でアクセスできる利便性の良い場所にあります。お店の周辺にはファミリーマートがあり、初めての方でも迷わずたどり着ける目安となります。また、専用駐車場が2台分用意されているため、車での来店も可能です。
店内は全22席のこぢんまりとした空間で、落ち着いた雰囲気が漂います。席の内訳はカウンター席が6席、座敷席が最大7席、テーブル席が5席と4席となっています。お一人でふらりと立ち寄るもよし、友人や家族との食事にも適しています。個室はありませんが、席の配置により適度なプライベート感が保たれています。貸切も相談可能で、20名以下のグループでの利用にも対応してもらえます。店内は全面禁煙となっており、快適な環境で食事を楽しめます。アットホームな雰囲気の中で、ゆったりとくつろぎながら過ごすことができます。
看板メニューは何と言っても宮崎地頭鶏を使った逸品料理の数々です。みやざき地頭鶏は、一般的な鶏肉よりも長い期間をかけて大切に育てられた、豊かな旨味と歯ごたえが特徴の地鶏です。店では、その地頭鶏の魅力を最大限に引き出した女将こだわりの手料理を味わうことができます。代表的なメニューとしては、炭火で香ばしく焼き上げられた名物「地頭鶏もも炭火焼き」や「地頭鶏大手羽塩焼」があります。また、自家製のタルタルソースがたっぷりかかった「チキン南蛮」も人気の品です。新鮮な地頭鶏を使った鶏刺しは、五種盛りをはじめ、むね、ささみ、砂ずり、肝、ハートなど様々な部位が提供されており、特に希少なソリレスの刺身も用意されていることがあります。濃厚な地頭鶏の出汁を使った地頭鶏鍋も、寒い季節には特に人気です。
地頭鶏料理に加えて、旬の食材を活かした女将手作りのおばんざいや、お酒が進む豊富な肴も店の自慢です。身体に優しい薬膳料理も提供されることがあるなど、健康にも配慮したメニューが並びます。食材へのこだわりは強く、90%以上が国産のものを使用。毎日宮崎から直送される地頭鶏の鮮度はもちろん、お米は契約農家から玄米で届き、店内で精米を行うという徹底ぶりです。料理に使う水にもこだわり、奈良県天川村の「ごろごろ水」を店主自ら汲みにいくというエピソードからも、その情熱がうかがえます。
メニューの価格帯は、ディナーで一人あたり3000円から4000円程度が目安となっています。アラカルトメニューは多岐にわたり、地頭鶏を使った一品料理の他、各種サラダ、揚げ物、ご飯ものなどが揃います。例えば、チキン南蛮は990円(税抜)、宮崎地頭鶏もも炭火焼のレギュラーサイズは1738円(税抜)など、一部メニューには具体的な価格も示されています。また、コース料理も充実しており、「ゆたかコース(11品)」や「地頭鶏コース(13品)」、「ゆたか満腹コース(15品)」など、予算や人数、様々なシーンに対応したコースが用意されています。これらのコースは基本的に2名から予約可能で、プラス1500円(120分、L.O.90分)で飲み放題を付けることができます。事前に予約すれば、鯖棒すしやえび箱すしといった特別な料理も楽しむことができます。
お店では、お祝いやサプライズの演出についても相談に乗ってもらえます。誕生日や記念日など、特別な日の利用にもおすすめです。また、テイクアウトにも対応しているため、家庭で専門店の味を楽しむことも可能です。支払い方法としてはPayPayなどのスマート決済も利用できます。子供連れでの来店も歓迎されており、家族での食事にも安心して利用できます。
2003年2月にオープンしたこの店は、長年にわたり地元の人々に愛されてきました。店主の森本豊子さんが丹精込めて作る宮崎地頭鶏料理と温かいおばんざいを求め、多くの人が訪れます。各種宴会、友人との語らい、家族での団らんなど、幅広い用途で利用できる、羽曳野の隠れ家的な居酒屋です。ネット予約も利用でき、気軽に足を運ぶことができます。