JR大阪駅、大阪メトロ御堂筋線梅田駅、阪急梅田駅からはいずれも徒歩数分圏内、阪神大阪梅田駅からも徒歩圏内と、各線梅田駅からのアクセスに恵まれたLINKS UMEDAの地下1階、「オイシイもの横丁」に位置する「小皿中華 桃天 LINKSUMEDA店」。京都の錦市場で人気を博した中華バルが大阪に初出店した店舗です。中華料理と聞くと大皿で数人でシェアするイメージがありますが、こちらはその概念を覆す「小皿中華」をコンセプトとしています。一人でも、あるいは少人数でも多様なメニューを少しずつ楽しめるのが最大の特徴。まるで上海の屋台街のような活気あふれる雰囲気で、昼飲みを楽しむのにも適した、カジュアルに立ち寄れる中華バルです。
提供される料理は、定番から創作系まで幅広いラインナップ。中でも看板メニューとして多くの情報源で挙げられているのが「麻婆豆腐」です。手作りの辣油を使用しており、痺れるような辛さ(麻辣)と旨味が特徴。ぐつぐつと煮えたぎる状態で提供されることもあり、見た目にも食欲をそそります。価格は概ね700円程度です。もう一つの名物として知られるのが「湯杯大籠包」。一般的な小籠包よりも大ぶりなのが特徴で、かに味噌やフカヒレといった贅沢な餡を使った種類があります。厚めの生地の中には熱々のスープと具材がたっぷり詰まっており、あふれる肉汁がたまらない逸品と評されています。かに味噌は390円程度、フカヒレは550円程度で提供されているようです。また、「黒松露醤炒飯(黒トリュフ醤炒飯)」もおすすめメニューの一つ。中国のたまり醤油「老抽王」で味付けされており、しっとりとした食感と香ばしさが特徴で、京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」の米を使用しているという情報も見られます。
他にも、深煎りごまの風味が豊かな「棒棒鶏」(429円程度)、低温調理でしっとり仕上げた国産むね肉に四川風ソースをかけた「よだれ鶏」、ぷりぷりの海老の食感が楽しめる「海老焼売」、黒酢を使った「黒酢の酢豚」(700円程度)、さらに「毛沢東のセロリ」や山盛りのパクチーが添えられた「パクチー棒餃子」など、個性豊かな小皿料理が揃います。ランチタイムにはお得なセットメニューも提供されており、例えば麻婆豆腐に選べるメイン(海老チリ、黒酢酢豚、回鍋肉など)が付いたセットや、「カラシそばランチ」(950円程度)などがあります。終日定食メニューが利用できるのも嬉しい点です。ドリンクは、台湾ビールや台湾カクテル、紹興酒を使ったドラゴンハイボール、花山椒の風味を加えた桃天ハイボールなど、中華料理に合うものが豊富に用意されています。昼はランチ利用、夜は中華バルとして、お酒と共に様々な小皿料理を楽しむスタイルが推奨されています。食事のみの場合のランチ予算は1000円台前半、ディナー予算は3000円から4000円程度のようです。
店内にはカウンター席も完備されており、一人でも気軽に利用しやすい雰囲気です。総席数は30席から35席程度と、それほど大規模な店舗ではありません。残念ながら個室は用意されていません。特別なサービスとしては、お祝いやサプライズに対応可能であること、また子供連れでの利用も可能であることが挙げられます。支払い方法については、各種クレジットカードや交通系電子マネーなどの電子マネー、PayPayやLINE Pay、Alipay、WeChatPayといったQRコード決済など、キャッシュレス決済が幅広く利用できます。インボイス制度に対応した領収書発行も可能です。本格的な中華料理を少量多皿で気軽に楽しめるスタイルと、駅直結という利便性の高さから、様々なシーンで利用しやすいお店と言えるでしょう。