大阪府高槻市城北町に位置する「熱帯食堂 高槻本店」は、本格的なタイ料理とバリ料理を一度に楽しめるエスニックレストランです。阪急京都線高槻市駅から徒歩約2分、JR高槻駅からも徒歩約6分とアクセスしやすい場所にあります。少し路地に入った隠れ家のような立地も特徴で、初めて訪れる際は注意深く探すと良いでしょう。2022年1月に現在の場所に移転オープンしており、以前の店舗から引き継いだ人気は健在で、休日のお昼時には行列ができるほどの人気店です。
店内は異国情緒あふれるアジアンテイストな空間が広がっており、まるで現地の食堂に迷い込んだかのような雰囲気を楽しむことができます。席数は合計50席あり、テーブル席やカウンター席、掘りごたつ式の座敷席、さらに扉で仕切られたテーブル個室(4名〜6名用)も完備されています。様々なシーンに合わせて利用しやすい空間設計となっています。
熱帯食堂の最大の魅力は、タイとバリ(インドネシア)という異なる国の本格的なエスニック料理を食べ比べできる点にあります。タイ出身とインドネシア出身の現地コックが腕を振るっており、ソースや下ごしらえから手作りされた愛情たっぷりの料理を提供しています。タイ料理ならではの辛さ、甘み、酸味、旨味が複雑に絡み合った奥深い味わいや、バリ料理のじわじわと伝わるスパイシーさなど、それぞれの国の特徴を生かした料理が豊富に揃っています。
メニューは非常に多彩で、定番のタイ料理であるトムヤムクン、ガパオ、パッタイ、グリーンカレーに加え、バリ料理のナシゴレンやミーゴレンなど、様々な人気メニューが楽しめます。特に人気を集めているのが「熱帯エビバーガー」で、海老のすり身揚げ「トートマンクン」を自家製タルタルソースと一緒にマフィンに挟んだオリジナルバーガーです。また、殻ごと食べられるソフトシェルクラブを使ったカレー卵炒めや黒こしょう炒めもおすすめの一品とされています。ランチタイムには、タイとバリの代表的な料理を組み合わせた「熱帯スペシャルランチ」や、日替わりのおかずが数種類楽しめるプレート、週替わりのランチセットなど、お得なセットメニューが充実しています。価格帯はランチが1000円前後から、ディナーはコースで3000円台から5000円台まであり、単品メニューも豊富に用意されています。ベジタリアン向けのメニューや、お子様連れにはキッズメニューとおもちゃのサービスもあります。
特別なサービスとしては、誕生日などのお祝いに対応可能なサプライズサービスや、テイクアウト、デリバリーの実施も挙げられます。また、公式Instagramで週替わりランチの内容を確認できるなど、情報発信にも力を入れています。店内は全席禁煙ですが、喫煙スペースの有無については店舗に確認が必要です。バリアフリーに対応しており、車椅子での入店も可能です。
熱帯食堂 高槻本店は、その本格的な味わいと異国情緒あふれる空間、そして幅広いメニューで、女子会や家族での食事、宴会など様々な用途で人気を集めています。ただし、2025年1月10日より当面の間、休業しているとの情報も出ています。再開時期については未定とのことですので、訪れる際は事前に店舗への確認が推奨されます。休業期間中は、系列店である紺屋町の「ワルントロピス」で同じメニューを提供している場合もあるようです。